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古代史 / 日本古代王朝の秘密

こんにちは、TOYOです。
これまでもお伝えしていますが、私たちが教えられてきた歴史は、その時々の支配者たちによって捏造された嘘の歴史です。

日本の歴史では、天皇は「神武天皇」から始まったとされています。
世界最古の王族ですが…じつは、「大和朝廷」以前にも、世界最古の王朝が存在していました。

今回は、古事記や日本書紀よりも古い文献と思われる「ホツマツタヱ」により伝えられている歴史的事実を、検証したいと思います。

神代文字(かみよもじ)

日本最古の文字をご存知でしょうか?
「神代文字」というもので、かみよ文字、または、じんだい文字とも呼ばれますが、正しい読みは「かみよ文字」の方です。

神代文字は、5大元素から構成された文字であり、古代では、天皇のみが使える文字とされていました。
また、天皇代々が作っていく文字とされています。

これは、景行天皇の時代(1世紀)に使用された「ヲシテ文字」と呼ばれる神代文字の一種です。
この文字は「ホツマツタヱ」「ミカサフミ」「フトマニ」という3つの文献に出てくる文字です。

このヲシテ文字こそが、世界の文字のルーツであるかもしれません。

「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十」は
「ヒ、フ、ミ、ヨ、イ、ム、ナ、ヤ、コ、ト」と読みますが、
一文字一文字に、それぞれ意味があります。

天皇は、このヒからトまでのすべてを知る者です。
それを知ることが出来る天皇こそが、「ヒト」と呼ばれました。
現在の天皇のお名前にも「裕仁、明仁、徳仁…」とヒトが付いていますね。

ヒからコまで知る者は、「彦(ヒコ)」という文字が名前に付けられています。

アマカミ(天神)

ホツマツタヱには「アマカミ(天神)」と呼ばれる人たちが出てきます。
これは、古事記・日本書紀に登場する神々であり、地上に肉体を持って現れた指導者たちです。
天皇以前の、古代の天皇のような存在です。

アマカミ(天神)とは、縄文人の祖先、レムリア人であるムーの人たちを洪水から救い、後の縄文人のそばに常にいる存在だったドラコニアン (龍族) のことです。
彼らは後に「龍神様」とも呼ばれるようになりました。

「アメミヲヤ」という天地創造の神、または、「ミナカヌシ」と呼ばれる人類の祖である天神(2つの神は同一神)が、24代、この地上に転生してきます。
それが日本を創造した、初代のアマカミ(天神)である、国常立命(クニトコタチノミコト)です。

国常立命(クニトコタチノミコト)

国常立命が、この国に肉体を持って現れたのは、今から約13,000年前とされています。

国常立命が最初に作った国が、常世国(トコヨクニ)です。
そこで「縄文文化」を作ったのも国常立命であり、石の文化から木の文化へと発展させました。

国常立命には8人の子供がおり、それぞれ、ヱの命、ヒの命、タの命、メの命、トの命、ホの命、カの命、ミの命といいます(彼らはそれぞれ、一文字の名前でした。)。

ヱ・ヒ・タ・メ・ト・ホ・カ・ミの皇子たちはそれぞれ別々の世界へと旅立ちました。

メの命は、現在のイラクに渡り、「シュメール文明」を作りました。
ヒの命は北米に渡り、「ネイティブアメリカン」の祖先となりました。
また、ホの命は古代インドに渡り、「マハーバーラタ」に登場する神になったと考えられます。ミの命は朝鮮に渡りました。

靖国神社の門の菊花紋

天皇家の紋章は菊花紋と呼ばれていますが、元々は、太陽のマークでした。
16枚の花弁があるのは、皇子たちそれぞれが世界の16方向に旅立ったことを表しているといわれています。

国常立命から、トの命が二代目を継ぎ、トヨクンヌの命と呼ばれる人が三代目となりました。
この三人で、約1万年ほど統治しています。
縄文時代は、この3人が統治していたことになります。

四代目からは、初めてウビチニ、スビチニという夫婦で統治することになります。
トの命の次なので、トツギ(結婚)制度というものが定まりました。
男女がペアになり、夫婦になって生活するというのは、この頃から始まりました。
もしかしたら、その前は「両性具有」だったのかも知れません。

ここまでは一夫一婦制でしたが、それが変わってしまったのは、天照大神(アマテラスオオミカミ)の時代からでした。
じつは、アマテラスは女性神ではなくアマテルという男性神でしたが、後に、女性神に変えられてしまいました。

アマテルの妻は瀬織津姫(セオリツヒメ)なのですが、アマテルにはその他に11人の妻がいました。女性の嫉妬の始まりは、アマテルの時代からだったようです。

六代目天神の時代に起こったのが、マッドフラッド(泥の洪水)でした。
ここで日本列島が、一回水没してしまっているのです。

国産み伝説

イザナギ・イザナミ「国産み伝説」

七代目がタの命の子孫である、伊邪那岐・伊邪那美(イザナギ・イザナミ)になるのですが、有名な「国産み伝説」は、実際は、マッドフラッドで完全に水没した場所にもう一度、陸地を作るというのが真実だったのです。
そうして、淡路島付近の島が出来上がりました。

イザナギ・イザナミは葦を刈り取り、全国の国造りをやり直すということをしていたのです。
イザナギとイザナミの夫婦神は日本列島を生み出し、次に子供たちを誕生させます。

古事記によると、イザナギ・イザナミには、稚日女尊(ワカヒメ)という長女と、天照大神(アマテル)、月読命(ツクヨミ)、素戔嗚命 (スサノオノミコト)という子供が生まれました。
因みに、長女ワカヒメの名前が、「和歌山県」の名称の由来となります。

アマテルは「天界」、ツクヨミは「夜」、スサノオ は「海」を治めることになったと記されています。

ウガヤフキアエズ王朝

鵜戸神宮

鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズ)というアマカミは、初代天皇である神武天皇の父親の神になるとても重要な神様です。

ウガヤフキアエズは、日本書紀や古事記の中ではあまり物語はないですが、「上記(ウエツフミ)」、「竹内文書」、「神伝上代天皇紀」、「富士宮下文書」という古文書ではたくさんの伝説の表記があります。

ウガヤフキアエズはアマテルの孫の孫に当たる神様です。
父親は山幸彦 (ホオリノミコト)、母親は海の神の娘の豊玉姫(トヨタマヒメ)です。

神武天皇

次に、ウガヤフキアエズの子、 「神武天皇」がこの国を統治しました。
日本の中心は、葦原中国(アシハラノナクツクニ)と呼ばれていた時代でした。
葦原中国とは、日本神話において、高天原と黄泉の国の間にあるとされる世界です。

ニニギノミコト (出典:Pinterest)

この葦原中国を治めるため、大陸から、日向(宮崎県)の高千穂に降り立ったのが、「瓊瓊杵命(ニニギノミコト)」を中心とする一行でした。
これが、「天孫降臨」といわれているものです。

当時、葦原中国を治めていたのは大国主命 (オオクニヌシノミコト) でした。
そこにニニギがやって来たのです。
オオクニヌシの軍隊とニニギの軍隊が戦ったのですが、オオクニヌシの軍隊はその圧倒的な勢力にあっさりと負けたのです。

オオクニヌシは葦原中国を譲った(国譲り神話)のではなく、ニニギノミコトに奪い取られたのです。
神武天皇はいたのですが、ニニギノミコトはその名を奪い、後の初代天皇となる「神武天皇」と名乗りました。

天岩戸伝説

ニニギはアマテルを洞窟に幽閉しました。そして、新たな女神、天照大神を葦原中国の神として登場させたのです。
この話の内容がすっかり変えられ、「天岩戸伝説」となっています。

神武天皇となったニニギは、日本のアマカミまで変えてしまいました。

アマテルを天照大神という女神に変え、それまで神と呼ばれ親しまれていたアマテルやセオリツヒメ、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)などのアマカミを神様に持ち上げ、神話にすることで、日本の歴史から消し去りました

この神武天皇が、現代の天皇家へと続いて行くことになります。


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