Mamiya 645 Pro 写真のピントが合わない時は、ある部品が故障している可能性がある。

Mamiya 645 Pro では、ファインダーから覗いてピントが合っていても写真にプリントするとピントが合っていないことがあります。その原因の一つがある部品が破損していることによって起こるのですが、その原因が特定できたので写真と一緒に説明します。

ピントが合わない原因

結論を言うと、ミラーが降りている時に停止位置にズレが生じていることでピントがズレます。
レンズからフィルムまでの位置は、基本的に固定でずれることはないですが、ミラーはシャッターを切るたびに稼働します。
実は、Mamiya 645 proとpro TLには、ミラーの停止位置を決めている部品があるのです。
それが、ミラー規制板というものです。

ミラー規制板

以下がその部品が付いている場所です。
そして、写真の下にあるのが壊れた部分です。

本来は、赤丸の位置に上下する部品が付いており、それとストッパーとなるネジが付いている部品(下の写真)が一体となっています。
このネジの締め込み具合でミラーが止まる位置を決めているようです。

ピントが合わないカメラを手にしてしまったら・・・

この部品が壊れているカメラを手にしてしまった場合は、カメラの修理が必要になります。
部品があれば、修理は可能です。

注意点

故障していないカメラを手に入れても、個々の部品が気になって触っていると壊れてしまうほど脆い部品なのであまり触らないことをおすすめします。
私は、気になって触っていたら壊してしまいましたw

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