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③作戦会議の芽吹き@耳ビジ➕1

耳ビジプラスワン。テツ&トヨの「作戦会議その2」
昨日から特に展開がありそうな気配はなくroomが始まった。
なんのアイデアもなかったが、ふと思いついて、昨夜カナスギさんと話したことをカワテツさんにシェアしてみた。

話しているうちに
「文化祭やるので、そこでやらせてもらいましょうか?」

我ながらナイスアイデアだと思った。
「クラハ文化祭」にラジオドラマの上演!
カナスギさんの言う「聴くだけの人にも楽しめる企画」ぴったりである。

「いいじゃないですか!」

カワテツさんも賛成したので、ではコンテンツをどうするか?に話が展開する。

単なるラジオドラマ、、、ではちょっとつまらない。

そして、一石三鳥がモットーの私としては、一方的に聴くだけのラジオドラマでは物足りない。

あ!

またそこで降りてきた閃きが

「リスナーの誰かを主人公にした人生のクライマックス部分を短くドラマ化するとか。」

短く、色んな人を主人公にする。有名人だけでなく、広く。

「それ良いやん!!人生を変えた瞬間とかだと背景説明が大変だから、恋愛に限定したらどうかな?」

「それ良いですね〜!」

私たちのテキトー極まりない作戦会議に命が芽吹いたのがこのときだった。

リスナーさんからも紙飛行機でアイデアが飛んでくる。
この企画が面白い証拠である。

では、この方向で!カナスギさんにも連絡しよう!

その夜、勢いづいたカワテツさんから2通の文書が届くことになる。
あの人気作家が、大好物の作戦会議によってノリノリきゅんきゅんのオジサマになった。

続く

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