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下間少進の末裔ナレーター下間都代子が祖先から学ぶ

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戦国時代から江戸時代初期に生きた西本願寺の坊官「下間仲孝(下間少進)」は猿楽師としても活躍。 西本願寺の北の能舞台を寄贈したことも知られる。 その下間家の末裔にあたる私はナレータ… もっと読む
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番外編・祖先をご紹介します

番外編・祖先をご紹介します

能楽資料「下間少進集」を研究する記事を昨日書き始めた。
まだ入り口の入り口にも関わらず購入してくださった方。ありがとうございます!

下間家は今の段階で私の甥が直系で28代目だと言われている。先祖は親鸞上人の弟子として本願寺に仕えていた。
とはいえ時代は変わり、甥は千葉に住んでいるし、お坊さんはいないし、今や下間家は普通のおうち。

そんな中、たまたま芸の世界に身を置いている私が、同じ家系であり猿

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1,音曲に皮・肉・骨と云事あり

1,音曲に皮・肉・骨と云事あり

少進のこの本にナレーションと相通づるところがあるというが、一体どこだ?
能の演目のやり方がほとんどの解説書である。

ようやく発見したのは3巻の23ページ。

音曲に皮・肉・骨と云事あり

皮と肉と骨!

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