余は如何にして東京都知事候補となりし乎(もくじ)

 【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】

 2009年(つまり都知事選の翌々年)に書いた〝都知事選回想記〟の前半部で、都知事選出馬を決意するまで、を振り返っている。本篇とも云うべき後半部、つまり都知事選そのものに関する回想記は結局、現在に至るまで書いていない。いずれ書く気はあるのだが、すでに13年も前のことになるし、記憶もほぼ曖昧であり、困ったもんである。
 もともとサイト「外山恒一と我々団」(当時は「ファシズムへの誘惑」)で無料公開していたが、2011年6月、中川文人氏が当時やっていた電子書籍の版元「わけあり堂」のコンテンツの1つとして有料化された。冒頭部に〝都知事選から4年〟的な記述があり、2011年に書かれたかのような体裁になっているのはこれに合わせた字句の修正で、実際には前記のとおり、都知事選翌々年の09年のうちに書かれている(正確には、08年から09年にかけて断続的に書き進められた)。
 その後、中川氏が「わけあり堂」をやめて、読むことができなくなってしまったので、2015年3月に紙版『人民の敵』第6号に全文掲載した。
 肝心の都知事選については書いてないわけだが、私の最初の選挙出馬体験である2005年の鹿児島県霧島市議選に関しては詳細に振り返っており、貴重な記録かと思う。また、2002〜04年の獄中でそもそも〝外山流〟の独自の選挙戦術が着想された経緯などについても、これが最も詳細な回想となっている。
 実は、かの有名な(笑)政見放送も霧島市議選の時にはすでに一字一句あのまま完成しており、したがってその〝誕生秘話〟にも触れられている。

その1(原稿用紙換算22枚・うち冒頭6枚分は無料で読める)

  第一章 選挙戦の基本構想は獄中で生まれた

    1.いまどき政治犯として二年投獄され……
   都知事選で一躍ネットアイドルに
   八〇年代以来の歴戦の革命家
   法廷侮辱で塀の中へ
   いまどき獄中でファシズム転向
   選挙ポスターの長文は外山流ファシズムのエッセンス

    2.獄中で構想したファシストの選挙戦術
   都知事選で使用したキャッチフレーズもすべて獄中作品
   供託金制度のしくみ
   過去の左右の過激派の選挙戦術は大間違い

その2(原稿用紙換算28枚・うち冒頭7枚分は無料で読める)

    3.九州ファシスト党、始動!
   少数派は勢力を一地方に集中すべし
   ファシズムの指導者を育てる現代の松下村塾を
   空回りの日々

    4.私のアジテーター修行
   懲罰房での俳優訓練?
   アングラ・テント劇団「どくんご」との交流
   一度きりの舞台経験

その3(原稿用紙換算30枚・うち冒頭10枚分は無料で読める)

第二章 異端的極左活動家時代の選挙体験

    1.福岡県知事選に無届立候補
   「前衛芸術党・棄権分子」の公認候補
   他の陣営から苦情が出ています
   〝愚劣な大衆のみなさん〟に街頭で訴える
   立候補もしていないのに当選!?
   私は本気で選挙制度を否定している

    2.サブカル選挙参謀
   友人が鹿児島市議選に
   私だってオトナになろうと思えばなれる
   過激派なりのバランス感覚が私の武器である

その4(原稿用紙換算17枚・うち冒頭7枚分は無料で読める)

第三章 ついに(ほんとに)立候補してみる

    1.初めての選挙戦の舞台・鹿児島県隼人町
   リサーチしてまず簡単にあきらめる
   平成の大合併を大真面目に批判する
   〝合併特例〟に足を引っ張られる
   実験の舞台として申し分ない
   ほとんどすべての人にとって迷惑な候補

その5(原稿用紙換算27枚・うち冒頭11枚分は無料で読める)

    2.事前運動をやると実験にならない
   日本に〝言論の自由〟など存在しない
   立候補予定者説明会へ

    3.選管の田舎役人との不毛な衝突の日々
   民主主義の何たるかを語るファシスト
   ひたすら正論を云うファシスト
   法治国家の何たるかを語るファシスト
   隼人町の治外法権を主張する選管委員長?

その6(原稿用紙換算22枚・うち冒頭9枚分は無料で読める)

  第四章 ファシストの最初の選挙戦──〇五年・霧島市議選回想記

   1.選挙戦、始まる!
   クジ引き三昧
   ポスター掲示板の不条理

   2.ポスターは二種類あるからどちらも見逃さないように
   自分の名前なんかよりスローガンを大きく
   反応してきた有権者諸君と直接に話し込む
   〝ともだち〟マークの黒ヘルメット
   ひたすらポスターを貼る

その7(原稿用紙換算21枚・うち冒頭9枚分は無料で読める)

   3.政見放送誕生秘話
   ポスターを貼り替えてまわる
   政見放送演説の原型

   4.トップ当選!?
   政府にタテつく強い街!
   イケナイ欲が

その8(原稿用紙換算19枚・うち冒頭8枚分は無料で読める)

   いよいよ反応が増え始めて
   選挙は魔物
   百五十五人に一人が政府転覆を支持
   次は福岡か熊本か……いや都知事選だ!


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

4
革命家。マルクス主義、アナキズムを経て03年よりファシスト。福岡市在住。九州ファシスト党〈我々団〉総統。サイト「外山恒一と我々団」(link: http://bit.ly/1wp0Ggi)

この記事が入っているマガジン

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。