真のアナキズム入門(千坂恭二氏に訊く)もくじ
“アナキズム入門”なんてものを誰かに書かせるとなれば、森元斎や栗原康なんぞではなく誰よりもまず千坂恭二氏だろう、という程度の見識もない連中が昨今の左派メディアを担っているわけで、アタマが良いことが唯一の美点だったはずの左翼の知的劣化はますます著しく、したがって左翼には負ける気がしない。自称アナキストたちに本当は広く流布されるべき真の“アナキズム入門”も、こうしてファシストのメディアに載ってしまうのである。
この対談というかインタビューは、2014年12月4日に大阪でおこなわれ、紙版『人民の敵』第4号に掲載された。
まあ、あえてクドクド云わない。これを読まずに“アナキスト”など自称してると恥ずかしいことになる、というだけである。
その1(原稿用紙換算約31枚分・うち冒頭9枚分は無料で読める)
ろくな“アナキズム入門書”がない
アナキズム陣営敗北のたびに「組織」問題が再燃
アナルコ・サンディカリズムvs純正アナキズム
戦後日本のアナキストは戦前の運動を回顧してただけ
アナキスト自身は“民衆”でも“労働者”でもないはずだ
手探りの“68年”アナキズム運動
“自由連合”で非合法闘争はできない
その2(原稿用紙換算約25枚分・うち冒頭8枚分は無料で読める)
これまで出た“アナキズム史”は全部デタラメ
アナキストの代表格バクーニンはアナキスト失格?
バクーニンの来歴
“マルクスvsバクーニン”の真相
“公認アナキズム史”はクロポトキンのでっち上げ
その3(原稿用紙換算約26枚分・うち冒頭9枚分は無料で読める)
第1インターナショナルの分裂
エンゲルスとクロポトキンが“マルクス主義vsアナキズム”を捏造
シュティルナーはなぜアナキストと見なされたか
マルクスvsシュティルナー
“あれもこれもアナキスト”的な御都合主義
日本に輸入された“アナキズム”はクロポトキン主義
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