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【創作漫画】創作するのは何のため?

みなさん、こんばんは。
今日は創作が目指していることについて、書きました。

どんな表現でも、何かの目的を目指して行われるものではないでしょうか。

あの人のために書きたい。
自分の世界を表現したい。
思いついたことを書いてみたい。
自分のことを知って欲しい。
世の中に問いたい。
情報を提供したい。
ビジネスにつなげたい。
ブランディングの一環にしたい。
収益をあげたい。・・・・・・

明確な目的やターゲットがいる人もいると思います。特にビジネス目的であれば、ある程度の焦点は定まっていることが多いでしょう。

しかし、中には自己と他者のどちらに重心を置くかが、曖昧なときもあります。特に純粋な創作活動と言われている分野では、自己満足にすぎないのか?それとも誰かに見てほしいのか?という主軸と方向性の問題があると思います。両方叶えるのがベストであり、本職であっても素人であっても、理想はそうであってほしいと考えるものでしょう。

しかし、本当に見てくれる人はいるのか?という不安は誰しも抱えているのだと思います。それはプロアマ問わず、永遠の悩みかもしれません。

創作にまつわる、終わりなき問いであり、個人によって答えは異なるでしょう。

なんのために書くのだろう?

その先に、ほんとうに、誰かいてくれるんだろうか。

そんな問いに対して、個人として考えたことを漫画にしました。今回のウサギ人間は、どこかの山に行っているみたいですよ!

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自己満足と、他者への利益還元。いわば自己と他者の間を、行ったりきたり。

普段の自分の業務(出版エージェント)では、ターゲットを明確にして、そこへ届けることを考えていることがほとんどです。あらかじめ見えている対象とニーズに焦点を当て、物を作ることが大半です。

しかし、対象を想定しないで何かを作ることもあります。自己満足であれば書いて満足、になりますが、そうではなく誰かに見てほしい、知って欲しいという欲求を持つこともあります。

マーケティングを考えれば、対象に狙ったものにしなくてはいけない。受けを考えれば、カスタマイズしなくてはいけない・・・。

やりたいことと求められそうなもの、そのバランスで悩むこともしばしばです。これは編集者と作家のせめぎあう点でもあります。

セールスを考えれば、人に受ける内容にフィットさせなくてはならない。しかし、誰がこの先に人がいないとしても、この内容で走りたいと思うときがあります。

その理由を考えていました。人間なので、自分もあらゆる欲を持っています。お金が欲しいとか、注目されたいとか、仕事が欲しいとか、ポジションを取りたいとか。みなさんにもきっとある欲求でしょう。

しかし、それらの良く知られた欲だけで、自分は走りぬくことができないと思いました。

そこには、たぶん、かつての自分を助けに行きたいという思いがあります。または、作品を通じて、誰かを迎えに行きたい

この漫画のように、かならずその先に誰かがいる、と言ってあげれられればいいのですが、昨今のコンテンツ業界の実態として、そうもうまくいかないところがあります。

絶対、読者がつきますよ、と言ったらそれは嘘になってしまう。
でも、それでも自分は信じて探しに行きたい。

愚かな試みかもしれませんが、そのように感じています。その意欲の落としどころと表現や媒体はまちまちですが、少なくともこのnoteではそういった自分を出したいな、と思った限りです。

みなさんは、いかがですか?

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