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やさしさに見える無関心について


多様性を保った社会の実現に向けて、ようやく世間的には一歩踏み出した感じがしますね。

他者の意見や行動を尊重して、優しくしましょう、受け入れよう、という方向に解釈されていることが多いですが、その実態は本当に優しさか、漫画にしました。


実は他人に対して、無関心なときほど受容的な態度は取りやすいと思います。自分に関係ないし、同じコミュニティにいないうえ、なんの発言責任もないのだから。

助言やアドバイスや進言は、時には鬱陶しいし放って置いてくれと思うこともありますが、逆に考えれば同じコミュニティに属していると捉え、多少でもベストな方法を一緒に考えてくれているとも言えます。

もちろん、有益な進言と無益な感想、意見の押し付けは玉石混合であり、助言であれば必ず聞くべきであるとは言えません。しかし、同様に一見、優しさに見えるからといって信じて良いわけでもありません。

アドバイスと同様、優しさもそのまま受け取るべきか考えるときがあって、重要な分岐点を見逃してしまうこともあります。

自分にとって甘い言葉だけ聞き入れて、飛躍のチャンスを逃す時も残念ながらある。

本当に自分のことを思って差し出した優しさなのか?嫌われたくないために、なあなあにしておくために、優しさに見えるものを咬ませているにすぎないのか?

その人のことを信じられるのか、優しくされたことそのものを信じているのか?

自分がもっと飛躍するために、正しい道を歩むために、時に優しさに見えるものにも、距離を取らなくてはならないときがある。それが自分に関心を持ち続けると言うことだ。

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