awa

越えていく

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最近の記事

詩#69

飯屋でみる スポーツニュースのハイライトは 料理が運ばれてくるまでの 時間つぶし これくらいの距離感でいい 興味ないから

    • 詩#68

      きれいな満月だった 500円玉みたいと呟いて はっ、とした 月は500円玉が生まれるはるかまえから 空にくっついていた 500円玉が満月をモチーフにしたのでは そう考えてみてもいいんじゃないかな そんな通勤時間

      • ジャージを買う

        月曜日の朝に届いた それを着て午後出掛けた 気にいった 黒のジャージ 4000円台で比較的安価 形も悪くない 夏は暑いだろうけど なんとかして通年 ブランドは どうでもよくなかった 服に関心がなくても 目に留まる名前って だいたい決まっちゃってる 見えてる範囲?権威 それが決め手 すこしまえは ジャンプスーツでいいじゃんとおもってた 上と下でひとつなぎ コーディネイトないし トイレは面倒だけど ワークマンで試着して 微妙だ 動きにくい 野暮ったい そしてジャージに落ち

        • 詩#67

          2月28日水曜日 兼ねてから気になっていたラーメン屋へ 商店街の角に位置するその店は カウンター6席のこぢんまりとした店内 棚にはONE PIECEの単行本やフィギュア 店主のとおぼしきギターなど 色々なものが雑多におかれていた ビンゴ 豚骨らーめんを注文 チャーシュー メンマ もやし ねぎ きくらげ 出来上がるまでの時間 わたしはわくわくしていた うれしかった 飲食業界はこれからどうなるのだろう アルコール消毒を強制されたり マスク姿の店主をみるのは苦しい

          潔癖とは

          小学生のとき『怪談レストラン』にさわれなかった。カバーが破れていて、不特定多数の人間が触っていたであろうことが一目でわかった。とにかく汚い印象が強く、借りようと思わなかった。 私は図書室に置いていない『怪談レストラン』の新刊を買い、自分のロッカーに置いた。たちまちクラスメイトの注目の的となる。 私は何人にも貸した。たしか「幽体離脱」の巻だった。 図書委員になり、以前よりも本に触れる回数が増えた。 その本は貸出登録がされていなかった。死にまつわる出来事をまとめた本。茶色い

          潔癖とは

          惣菜が半額になる時間まで店内を巡回。普段買わない物の値段を把握する。30から50になるまでにはかなり時間が掛かる。みじめ。粘り勝ち。感謝。

          惣菜が半額になる時間まで店内を巡回。普段買わない物の値段を把握する。30から50になるまでにはかなり時間が掛かる。みじめ。粘り勝ち。感謝。

          詩#66

          詩#66

          詩#65

          詩#65

          詩#65

          詩#65

          詩#64

          ことばがねむってる

          詩#64

          詩#62

          詩#62

          詩#61

          詩#61

          詩#60

          詩#60

          詩#59

          詩#59

          詩#58

          詩#58