飯屋でみる スポーツニュースのハイライトは 料理が運ばれてくるまでの 時間つぶし これくらいの距離感でいい 興味ないから
きれいな満月だった 500円玉みたいと呟いて はっ、とした 月は500円玉が生まれるはるかまえから 空にくっついていた 500円玉が満月をモチーフにしたのでは そう考えてみてもいいんじゃないかな そんな通勤時間
月曜日の朝に届いた それを着て午後出掛けた 気にいった 黒のジャージ 4000円台で比較的安価 形も悪くない 夏は暑いだろうけど なんとかして通年 ブランドは どうでもよくなかった 服に関心がなくても 目に留まる名前って だいたい決まっちゃってる 見えてる範囲?権威 それが決め手 すこしまえは ジャンプスーツでいいじゃんとおもってた 上と下でひとつなぎ コーディネイトないし トイレは面倒だけど ワークマンで試着して 微妙だ 動きにくい 野暮ったい そしてジャージに落ち
2月28日水曜日 兼ねてから気になっていたラーメン屋へ 商店街の角に位置するその店は カウンター6席のこぢんまりとした店内 棚にはONE PIECEの単行本やフィギュア 店主のとおぼしきギターなど 色々なものが雑多におかれていた ビンゴ 豚骨らーめんを注文 チャーシュー メンマ もやし ねぎ きくらげ 出来上がるまでの時間 わたしはわくわくしていた うれしかった 飲食業界はこれからどうなるのだろう アルコール消毒を強制されたり マスク姿の店主をみるのは苦しい
小学生のとき『怪談レストラン』にさわれなかった。カバーが破れていて、不特定多数の人間が触っていたであろうことが一目でわかった。とにかく汚い印象が強く、借りようと思わなかった。 私は図書室に置いていない『怪談レストラン』の新刊を買い、自分のロッカーに置いた。たちまちクラスメイトの注目の的となる。 私は何人にも貸した。たしか「幽体離脱」の巻だった。 図書委員になり、以前よりも本に触れる回数が増えた。 その本は貸出登録がされていなかった。死にまつわる出来事をまとめた本。茶色い
惣菜が半額になる時間まで店内を巡回。普段買わない物の値段を把握する。30から50になるまでにはかなり時間が掛かる。みじめ。粘り勝ち。感謝。
ことばがねむってる