電球が切れてしまったから、背の高い男子にキュキュキュキュと替えていただきたい。と、思いながら私は脚立に登り、自分でキュキュキュキュ替えるのだ。生き返ったかのように明かりは煌々と灯り、この部屋の惨状を余すことなく照らし出す。まず背の高い男子を呼ぶには足の踏み場をつくらねばならない。

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