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ロマンポルノナウ「手」みた

ロマンポルノってジャンルの映画を初めてみた。
今さっき見てきた。

思ったことをとりあえずそのまま書いてみたかったからなにも調べてない。
好きなミュージシャンが主題歌を担当してたから、それがきっかけだった。

監督もまた、好きなミュージシャンを撮ったことのある方だったから尚更だった。

日活ロマンポルノって配給会社が50周年だから、ロマンポルノナウと名打って新作の公開を立て続けにしているらしい。

これまでロマンポルノってジャンルの映画がどんなところで公開されてるのか知らなかった。

普通に、それこそ今日見たようなヒューマントラストシネマ渋谷、とかいわゆる映画館で普通に公開されてるのか、とかも知らなかった。

そういった作品に特化した映画館があって、そこで上映されてるようなイメージ。

ジャンルにポルノって入ってるくらいだから、もっとハードルの高いモノだと思ってた。

まだエッチな動画とか本がコンビニに並んだり、手軽にネットで見れる前のこと、ロマンポルノ映画がひとつ欲を満たすためのものだったのかも、とかも50年前なら、とか思った。

今の時代は海外では同性婚が認められてたり、いわゆるLGBTQに関しても国を挙げての議題になってたりと、性や人の多様性についても少しずつだけど理解が進んでいるように思う。

テレビを見てればAV女優の方が普通に出ることはもちろん、女の子の憧れの存在になっていたりなんて話もよく聞く。

個人的には、どんな仕事でも本人が誇りを持ってやっていれば格好いい。

そして職業だけで偏見を受けたりするのは、なんだかなあと思ったりする。

思い返せば小学生の頃に、障害を持たれている方との交流会が学校であったとき、自分が最初から全く何の隔たりもなく接することができてたかといえば、そうじゃなかった。

自分とは違う環境で生活する人たちと触れ合う機会があったからこそ少しずつ、自分にとっての常識って世界中みんなにとってのそれじゃないのかもとか思うようになったのかもしれない。

ロマンポルノが50年前のような印象(あくまで想像)じゃなくなってることも、世の中にとって性の話題が当時よりもずっとオープンなものになってるから、それが少しずつ常識へとなろうとしてることを受けて、多くの人に伝わるようになってるタイミングなのかなとかも思う。

僕の耳や目にそれが届いたのは好きなミュージシャン。見てみようと思えたのも好きなミュージシャンのおかげ。

自分の興味関心のある人ものことが、じぶんにとっての異世界とリンクしてたら、そこからその異世界にも興味を持つ。

そうやって色んな境界線をなくしていけることはすごく素敵だと思う。もっとフラットな目線で色々なものごとに向き合える人になりたい。

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