なりたくなかったタイプの大人

大人も悪くない
そういうふうに言える日が来るのかな

なりたくなかったタイプの大人になりかけてる気がする
襟付きのシャツを着て革靴を履いて、ビシッとして

丁寧な対応、忙しいときにはババっと動く
それはかっこいいんだけど、そこか自由さを失ってしまった

たくさんの人を喜ばせることが、ほんの少しはできているのかもしれないけど、規律的な動きしかできなくなってしまった

久しぶりに実家に帰って思ったようなこと
実家が東京じゃなくてというか、少し離れた場所でよかったのかもしれないということ

それは帰る場所が、今主に生活しているところとまた違った環境でよかった、ということ
帰らないと思い出せない感覚というか、ゆっくり流れる時間の感覚というか

そういうのが、自分にとって本当に大事なものが何なのかを改めて教えてくれる気がした

仕事をして、あっという間に月日が過ぎて
結婚して子供が産まれて、働いてお金がないなりになんとかやって

忙しくて時間がない中にも小さな幸せがあって
という生活が、普通に働いてたら普通なのかもしれない

それで本当にいいんだろうか
もっと自分で時間をコントロールして生きられないんだろうか

仕事は楽しいし、時間はあっという間に過ぎる
苦だったりは全くない

だけど、こうやって日記を書く時間もなければ、考えをアウトプットする時間もない
ストレスで食べてぶくぶく太っていくような

これからどんどん太りますよ
人の愚痴を言って下を向いて生きていくような

そうはなりたくない
なりたくなかった

少しずつそんなところに近付いてる気がする
自由すぎて浮世離れするのもあれだが

もっと自由のある生活を
それは自分に芯がないせいかもしれないけど

改めて自分を信じて
それ、と飛び込んでみる覚悟を決めるのもいいかもしれない

というか、そっちにそろそろ向かわないと
30歳になっちゃう
このままだらだらと生きてっちゃいそうだ

家を出るぎりぎりの朝の時間
こうやって思ったことを書いておかないと吐き出さないと

どんどん社会の一員になって、無個性になって、
どこか叫びたい思いを持ってても馴染めるようにって

生きていくことになっちゃいそうだ
今岐路にいるぞ

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