しつこいです、またまたごめんなさい

またまたまたまた、M-1の話をさせてください。今日は決勝で流れるOPVについて。

さて、毎年というか回を重ねるごとにカッコよくなっていると話題をM-1のOPV。OPVが流れると、決勝始まったーという高揚感と共にM-1の過酷な裏側が映し出された映像と決勝が決まって号泣している芸人さんで毎年感動も与えてくれる。ちなみに私はここ数年涙腺が緩くなっているせいかこの時点で既に泣いている。去年、「月の光」がVの曲に採用され、その曲をバックに漫才師たちの後ろ姿が映し出されたのには鳥肌ものだった。

M-1のOPVに映っている漫才師は問答無用でカッコよく見えるわけだが芸人さんたちサイドも意識しているらしく2017年にアルコ&ピースの酒井さんが少し長めにVで使われていた時はその直後のラジオで「めちゃくちゃネタ書いてる風だった」と軽くいじられていたり、マヂカルラブリ―のお二人は「カメラ来たなと思ったら少し意識するよね。」と話していた。(多分去年のよしログより)

そして、OPVのクライマックスといえばラストの「俺たちが・・・一番・・・面白い!」のところであり、今年は誰でVを締めるのかということがお笑いファンの間で話題になっている、別名「俺たちが一番面白い選手権」だ。ここで映る方、特に一番ラストの方はOPVの中でも特段かっこよく映し出されるのだが、去年はかまいたちの山内さんであった。

ここの人選はかなりM-1さんも意識しているのかなと思う。毎年使われている芸人さんはその年の大会のキーマンというか、優勝候補と呼ばれている方、また昨年の大会でも決勝進出した方(で、今年も決勝にいる方)のどれかである。

2015年はジャルジャルの後藤さん、2016年はハライチの澤部さん、2017年は和牛の川西さん、2018年はスーパーマラドーナの武智さん。どの方もその年のM-1を象徴していた方たちのように私は感じる。後藤さん、澤部さん、川西さんは前大会の決勝経験者、武智さんと山内さんはそれに加えてその年のラストイヤーの方。

だが、今年(もしやるとしたらだが)ラストイヤーを迎える芸人さん(2005年結成)の中には去年決勝に上がった方はいないのだ。どなたが締めを飾るのだろう。というわけで誠に勝手ながら「俺たちが一番面白い」予想を立ててみることにしました。

ゲーム感覚に見えてしまった方は大変申し訳ないのだが、本命、対抗、穴、大穴に分けて予想をしてみた。



本命・・・見取り図リリーさん

去年のVではラストから3番目に映り、「え!今年の締めはリリーさんなのか!?」ととても興奮していた。その時の表情がとてもよかったイメージがあり、また決勝常連であることからリリーさんというか見取り図のどちらかが使われる可能性は高いのではないかなと。


対抗・・・からし蓮根青空さん

昨年のOPVで映った時の表情が、他の芸人さんたちとは少し違いどこか(舞台?)を見つめ不敵な悪党のような笑みを浮かべていた。ギラギラした、やってやるぞ!といったような。それがとてもかっこよかった記憶があり、かなり印象に残っている。そして昨年のファイナリストであることからもしかしたらあるのではないかと考える。


穴・・・三四郎小宮さん

ここら辺でラストイヤーを迎える方の予想も入れたい。三四郎は決勝経験はないものの敗者復活戦会場での「松ちゃん待ってってね~」のやり取りが風物詩になり始めており、確実に大会の功労者の一組であることには間違いないと思う。2019年はそれを聞くことが出来ず寂しい人も多かったであろう。そして今年ラストイヤ―を迎える一組。最後の最後に決勝に行ってこの年の大会のOPVを締めてほしいなという半分完全に私の希望である。


大穴・・・学天即奥田さん

もうここは完全に私の希望。正統派漫才師と言えばと聞かれたらいつも私は勝手に学天即を思い浮かべている。2011年のTHE MANZAIで初めて見たとき子供ながらにこの人たち師匠みたいと思っていて、幼かった私にも伝わるくらい上手なのだなと。その後ザマンは2013年2014年と決勝に駒を進め、2015年、2016年のM-1は準決勝進出。特に2016年は予選の動画を見て、これ絶対今年学天即決勝来る、下手したら優勝あると思うくらい面白くて、勢いもあってこんなこと言うのはおこがましいが、完璧と思った。だが2017年と2018年は準々決勝、それどころか2019年は3回戦で敗退。正直信じがたかった。ずっと上手い、面白いと思っていた漫才師が3回戦で終わるなんて。そしてラストイヤーの今年。ザマンで3回決勝に行き、2014年はサーキットランキング1位、2015年2016年準決勝まで行った方が決勝に行ける実力を持っていないわけないと私は思うし、それだけ結果を残してきた漫才師が1回もM-1の決勝に行けないなんてシンプルに嫌だなと思う。というか率直に学天即がM-1の決勝で漫才をしている姿を見たい。めちゃくちゃ見たい。これ見れたら多分お笑いファン人生悔いないと思う、いやそれは少し言い過ぎたかもごめんなさい、もっとお笑い追いかけたいです。とにかくラストで学天即が決勝決めて、奥田さん(もちろん四条さんも)がVの締めを飾ったら私はテレビの前で「まだ始まってないのに」とツッコまれるくらい泣くと思う。


というわけです。後半は完全に主旨と違う語りでごめんなさい。次はそろそろネタにも触れたいので歴代のM-1で好きな漫才でも語ろうかなと思います。


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