33.日本の男性警察官は女性1人も止められないのか。

33.日本の男性警察官は女性1人も止められないのか。

安倍晋三元首相(67)が演説中に銃で撃たれ死亡した事件は「民主主義に対する挑戦」だという発言が相次いでいるが、容疑者自身が「政治信条に対する恨みではない」「ある特定の宗教団体(旧統一教会)に恨みがあり、その宗教団体と関係がある安倍元総理を狙った」と供述しているように、決して政治的動機とは関係ない単なる個人的怨みによる犯行であることは明白である。しかしながら、日本のメディアでは相変わらず「忖度」が働き、選挙が終わるまでに旧統一教会と自民党の関わりが世間にバレたら「都合が悪い」ために統一教会という名前を伏せて、「ある特定の宗教団体」と一斉に報じ、さらには民主主義への挑戦だ、と事件をすり替え、安倍氏が「親しみやすい総理だった」「戦後最長政権を担った立派な総理だった」「日本人の誰もが悲しんでいると思います」というような情緒的な報道、一色になっている。まあ統一協会のことを詳しく報じれば報じるほど自民党にとっては余程差し障りがあるのだろう。とにかく元首相をただただ長時間英雄視したことで、現政権の選挙結果にとって「大きな追い風」になったことは間違いない。もちろん、安倍氏の事件がなくても当初から自民党圧勝という予想はあったのだから「同情票」が増えたからと言って結果が変わったことはなかっただろう。まあ、相変わらずこれがこの国の国民の 民度 と言うものだ。悲しいがそれが日本人の性質なのだ。自分の頭で考えない。まあ、自民党に票を入れた者は、今後 防衛費が倍増され消費税増税になっても一切文句は言わないでもらいたい。ご自分で選んだのだから。

今回の選挙に対して、安倍元総理がこのような亡くなり方をしたことと、安倍氏が一国の最高権力者として一体何をしてきたのか(性能が疑問視されている米国製武器を言い値で爆買い/経済統計の恣意的な操作/「モリ・カケ・桜」の問題 - 公文書の改ざん/2019年参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件/報道機関への圧力など)は切り離して考えるべきだった。森友学園の問題では元近畿財務局の職員の赤木俊夫さん(当時54)が亡くなっていることを忘れているのか。安倍氏が気さくだったことが、その政策と一体何の関係があるのか。元首相を一斉に美化して世論を誘導するような日本の報道機関の姿勢にも違和感しかない。日本人もいい加減、気づいてほしいと切に思う。いくら同族嫌悪の民族であっても。

もちろん、凶弾に倒れられた安倍元総理大臣のご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような事件が起きない事を願ってやまない。

しかしながら「誰もが考えていない事」が起きているのだ。今回の事件は被害者が要人であったという事が報道などで大きく取り上げられる一番の要因だろう。でも我が国では白昼堂々なのか、それこそ夜逃げ同然に 実子誘拐 という 凶悪犯罪 が起き続けているのだ。実子誘拐の問題は以前からもわずかながら報道で取り上げられ、そうした事態への警鐘や手口を公開し被害防止を企図した書籍の刊行もなされているが、実際に社会的な認知を得たのは有名な人気将棋棋士だった橋本崇載八段が被害にあった事がキッカケと言えるだろう。

今回の銃撃事件、絶対にあってはならない事だというのはわざわざここに書き記す必要もないし、不謹慎と言われる事は承知であるが報道で伝えられている映像から私の 実子誘拐被害 に際しこれまでに相手方が作り上げ(捏造)てきた虚構、つまりはでっち上げは数々あるが、そのうちの一つを見事に覆すシーンが明確に映し出されていたのだ。

事件時の警備については、県警の公式会見で痛恨の極みとか、警備上の問題があった事は否定できないとか、聞きようによっては他人事と思えるような受け答えに終始していたが、警察官としてもまさかという出来事だったのだろう。銃撃をした容疑者は直ちに私服警官に取り押さえられ身動き一つ出来ない状態になっているところが見て取れる。

以前、このブログでも14.我が国の亡国が決まった日として書いているが、相手方の裁判における主張では私が「男性警察官3,4人からの制圧を受けてもなお暴れ狂っていて止められなかった」という部分がある。今回の銃撃事件の容疑者はまだまだ体力的には十分な年代であろうし、更には男性でもある。そして過去には我が海上自衛隊に任期制隊員という事ではあったが3年間の間、入隊して訓練を受けている。自衛官の職種について細かいことは分からないし、海上自衛隊と言う事だから陸上自衛隊とは異なり白兵戦やゲリラ戦を想定した近接戦闘の訓練は考えられず、多くは船務であろうにしてもそれなりの訓練に耐えてきたのであろうことは、任期を全う(修了)しての除隊である事からも明らかである。

私は日本人女性としては身長も高いが、出産からはまだ3か月(つまり上の子と一緒に誘拐された下の子は生後3か月)でもあった。そんな女性を、訓練を受けている男性の現職警察官が複数人で取り押さえてもなお暴れ狂っていて止められなかった とはいったいどのような 想像力 を発揮しているのかというバカバカしさが丸見えなのだ。自分の頭で判断できない日本人特有の性質をもつこの国の裁判官は、このような愚かな 嘘 ですらも、親権の有無で認めてしまうのだ。そして罪もない子どもたちが犠牲になる。本当におぞましい。しかし、これが日本の現実なのである。9年前に元夫に実子誘拐された我が子がこのおぞましい国のどこかで毎日抑圧されたままだと思うと実に心が痛い。

銃撃事件などを評して残虐とか残忍、残酷、国語辞典ではないからこれ以上書く事もないだろうが様々な言い方がある。

でもこれらの用語は必ずしも殺人事件だけに使われる言葉ではない。人の心に大きな傷跡を残す惨害に対して使われるものだ。実子誘拐の被害を受ける子どもたちから見ても、一方の親に会えないという大きな心の傷を残す。現・尼崎市議の西藤彰子さんが最近になって取り沙汰されるようになった離婚後の共同親権についての見解を自身の(西藤議員はシングルマザーである事を公開している)Facebookにて「子ども達が成長し、別れた父親に会いたいと言われ、子の福祉を理解していなかったと反省した」と書かれている。あとになって気付いても遅いのだと私自身は思わざるを得ないのだが、気付かない事に比べたら遥かにマシであるし、キチンと後悔し公開できる点は議員として不可欠な姿勢と評価出来よう。その点についても 子どもの人権派を標榜しながら他人の子どもを苦しめる ウソツキの絶対王者・木村ウソツキ真実とは人としての姿勢の違いが見て取れる。

実子誘拐は言うなれば魂の殺人だ。子どもたちにとって残虐、残忍、残酷、悲惨、無慈悲、過酷、加虐、苛烈、もうどんな言葉をもってしても表せない。

この木村ウソツキ真実、なんと今年の1月に新日本法規出版より「ガイドライン多様な生活環境にある子どもへの対応 障害・不登校・生活困窮・児童虐待・外国人など」なる書籍を長谷川秦氏との共著にて出版している。さらにはスクールロイヤーなる職分を得て、そのコストは自身も述べられているように八王子市だけでも1000万円にも上っているが これらは全て原資は 税金 だ。

従って、私は 公的な観点からも木村真実氏がこれまで隠し通そうとしてきた事実を明らかにすべく、この輩の闇を暴き(実子誘拐の最初の指南者はこれまた自称子どもの人権派 谷口朋子)、子どもたちの人権に本当のひかりを与えなければならないと思っている。

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