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世界で最も優れた 英語発音矯正アプリ - Elsa speak

英語の発音学習について決定版のアプリが出ていました。Elsa speakです。これはいいです。

Elsa speak
https://elsaspeak.com/home

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Elsaの基本的な使い方

英語をスマホアプリで学習することについて一時期ホント色々試してみたのですが、そもそも学習効果に疑問がついたり、アプリとしてとても使えたものではないものだったりしました。

が、ELSAはいいです、ただしGinglesフォニックスと並行して使うことが重要です。ELSAの発音の判定は非常に優れています。なので発音のフィードバックを得るために使用するのが良いです。発音自体を訓練するならば恐らくGinglesフォニックスの方が効果が高いです。

要は、Ginglesフォニックスで訓練・底上げをして、学習効果をELSAで確認する。これを毎日20分行う。というのがベストっぽいです。(*注意点として、normal levelで設定すると判定がすべてnative levelとあまい判定になるので、必ずadvanced levelに設定しましょう

AIは発音訓練に極めて向いている

Elsaがあまりに便利なので思い出しのですが、そもそも音声認識ってAIと極めて相性がいい領域ですね。accracyも97%を達成しているので、例えば疲れていたりする状態の人間の判定より正確な気がします、というか正確でしょう。

参考記事
Google AI technique reduces speech recognition errors by 29%
https://venturebeat.com/2019/02/21/google-ai-technique-reduces-speech-recognition-errors-by-29/

Elsaのコストパフォーマンスの高さ

発音矯正というめちゃくちゃコストの高かった領域のコストを1/50レベルで改善しているのはやっぱり凄いです。 音声認識というすっかり枯れきった感のある技術で、発音に対して「定量的なフィードバック」を得られるというとても筋がいいアプローチが安価に提供されています。また日本人が弱いことが多いのは伝統のL/Rですけれど、恐らくはcosonantsとthも弱いケースが多いです。そういった箇所だけ切り取って集中的に勉強出来るのも本当に便利です。
あとintonationの訓練も出来るのが本当に素晴らしいです。こんな感じで訓練出来ます。

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日本人の英語が伝わりにくいという議論の際にやたらとL/Rばかり強調されます。それはそうなのですが同じくらい重要なのがこのintonationです。nativeは会話の中でintonationの強弱が適切でないと会話の中でどこが重要なのかがわからなくて非常にストレスなのです。というか、nativeでも抑揚のない話し方は分かりにくいです。別に日本語でもそうですね。non nativeなら尚更です。なのでintonationの訓練は重要なのです。このあたりこれまた日本ではなぜか売れないWilliam A Vanceの本によくまとまっています。

発音訓練を行う理由

そもそもなぜ発音を重要視すべきなのでしょうか、短期的には発音の訓練はListening能力の向上に直結するからです。ただぼくは仮説として、今後日本のビジネスマンは英語面接への対応力が必須スキルになってくるのではないかと思っています。クリティカルなのはこっちです。

関連記事

・英語学習 - Speakingという最後の難関を越える(発音) *随時更新中
http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/07/speaking_14.html
・日本のビジネスマンの大半が英語面接対策しなければならない日が来るかも (1/)
https://touya-fujitani.blogspot.com/2019/05/jobinterviewEnglish.html

いまは英語はあくまでサブスキルとしての位置づけですが、今後日本で終身雇用が崩壊していく中で各個人色々な企業を渡り歩く必要が出てくるでしょう。そのランドスケープではSpeakingは、メインスキルではないものの、マストスキルになる気がします。

余談ですが、GAFAに入りたい方だと英語面接対応は必須です。

練習を開始する前の事前の知識として下記の本に目を通しておくと何を訓練しているのかということがクリアになった状態で練習できます

世界一わかりやすい英語の発音の授業
https://amzn.to/2DP1Wt7
CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK
https://amzn.to/35q5r4H
・英語学習 - Netflixを延々と見るのではなく。あるいは最も楽しい学習方法
https://touya-fujitani.blogspot.com/2018/09/netflix.html?m=1
・戦略ファーム時代に読んだ700冊のまとめ+Tech company時代に読んだ本*随時更新 XII.英語
http://touya-fujitani.blogspot.com/2020/04/700.html

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