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喪主の娘だってノロケたい

『喪主の座を誰かに奪われたくなくて旦那さんと結婚した』というツイートを、偶然見かけた。バズっていたそのツイートのリプライ欄でツイ主さんが仰っていたのだ、喪主には故人について弔問客の前で話す機会がある、それを逃す手はない、と。  はじめて仲間を見つけた気がした。母を亡くして半年と少し、私が考えていたこととぴったり同じだ。  母は、私が予想していたよりもずうっと早く亡くなった。その葬儀で喪主を務めたのは当たり前のように父で、通夜の終わりに母への愛を語ったのも当然のごとく父だっ

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