第71回安田記念（ラップから見る好走条件）

先週はナポレオンの睡眠時間状態で、ダービーの予想をアップする気力も無い状態でした。
ダービーのレース内容に関してはいろいろ言いたいこともありますが、基本的にはスローの瞬発力戦で、前有利だったかなと思ってます。サトノレイナスの敗因が道中でペースが落ちた時に一気にポジションを上げた事に起因するように語られるのはどうなんだろうな～と思ってます。例えばレイディオロがダービーでやはりペースが落ちた時に一気にポジションを上げたのは名騎乗のように言われているのに、同じようなケースで負けたらそれが敗因として語られるのは整合性が取れない気がします。やはり1600mを速いタイムで好走できる馬は、（例え追い込んでいたとしても）2400mは合わなかったんじゃないかと思うんですけどね。

さて、今週は安田記念です。

安田記念と言えば前半からハイペースになるレースとして有名です。
なので、前半5Fと後半5Fのラップライムから、好走しそうな馬を絞り込めないかを調べてみました。

＜2020年＞

次の条件で色を塗ってます。
前5F：56.9以下は緑色（2000mは58.0以下）
後5F：57.0以下は赤色（1800mは57.5以下、2000mは58.0以下）
緑と赤色の両方ついたレースで好走していたのは
グランアレグリア　１着
ノームコア　４着
アーモンドアイ　２着
２着のインディチャンプも後半5Fが赤色の実績がありました。

＜2019年＞

１着　インディチャンプ（４人）
　　　赤色実績はない（前走がOP昇格初戦で１着）ものの1600mで後5F：57.4は1600m組では３番目に速いタイム
２着　アエロリット　（３人）
　　　前年の安田記念（２着）が緑色、毎日王冠が赤色
３着　アーモンドアイ　（１人）
　　　2000mまでには該当レースがないものの、ＪＣの後半5Fは57.2
濃いオレンジのレースは３勝ＣとＯＰで１着の実績です。
単勝万馬券で４着に好走したグァンチャーレが赤色なのに注目です。

＜2018年＞

１着　モズアスコット　（９人）
　　　阪急杯で緑のレースで２着、1600mでは前5F１位のレースで２着
　　　
２着　アエロリット（５人）
　　　NHKMC１着の実績があり、1800mでは前5Fが１位と２位のレース
　　　で好走実績
３着　スワーヴリチャード（１人）
　　　大阪杯が後半5Fが赤色

＜2017年＞

１着　サトノアラジン（７人）
　　　1400mのレースで赤色
２着　ロゴタイプ（８人）
　　　昨年１着のリピーター馬で、濃い緑のレース（G1かG2で３着）で
　　　赤色該当
３着　レッドファルクス（３人）
　　　ダート路線＞芝1200m路線の馬で、前走1400mの京王杯１位も重馬場
　　　で速いタイムは物理的に記録は難しかった。

どうですかね？何となく前5Fか後5Fの速いレースで好走した馬が、安田記念で好走しているように思えます。

ちなみに今年の登録馬で同様に作成すると

＜2021年＞

レースラップ的に相性が良さそうなのは
京王杯　ラウダシオン
マイラーズC　ケイデンスコール
NHKMC　シュネルマイスター
ヴィクトリアM　グランアレグリア
３着実績まで含めるなら
阪神Ｃ　インディチャンプ

という感じです。

インディチャンプとサリオスは少し実績不足かもしれないです。