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第64回アメリカジョッキーCC(予想)【的中!】

いろいろレースを調べていて、きわめて重要なことに気が付きました。
それは「斤量」

過去のAJCCを調べると2012年を境に斤量の基準が変わっています。
具体的には
○2013年以降
 4歳馬牡馬 最低斤量55kg 5歳以上牡馬56kg
○2012年以前
 4歳牡馬 最低斤量56kg 5歳以上牡馬57kg
同じ4歳馬と5歳馬1kg差ですが斤量自体は異なります。

実際に年齢別成績も
◆2013年以降(良・稍重)

◆2012年以前(良・稍重)

明け4歳馬の複勝率が上昇してることがわかります。
それと以前は7歳馬と8歳馬の成績もかなり良かったことがわかります。
全体的に斤量が重くなると、高齢馬が好走しやすくなるんでしょうか。

そして今年はまた
4歳牡馬 最低斤量56kg 5歳以上牡馬57kg
に戻ってます。

このことから、今年は
4歳馬 若干斤量的に不利
7歳以上馬 若干斤量的に有利
という傾向になる可能性があります。
恐らく全体的に斤量が重くなり、タイムも遅くなるからではないでしょうか。

そして脚質&上がり順位の成績も若干異なります。

差しが届きやすくなる傾向が出ています。
特に上がり1位は複勝率80%です。
これがどの馬になるのかわかれば、軸にできるんですけどね。

過去の上がり1位だった馬を調べると
中山や福島の重賞で上がり2位以内を記録している馬が多いです。
今年その傾向に合致するのは

この2頭になります。

これまでの好走条件①②を加味して予想するなら

【予想】
◎ エヒト (2着)
〇 ラーゴム (4着)
▲ レッドガラン
△ ガイアフォース (5着)
△ ノースブリッジ (1着)
△ ユーバーレーベン (3着)

穴予想から入るので、手広く馬券を押さえます。
基本的には斤量変更で4歳馬を軽視した予想になっています。
そして好走条件に何らかの事情で合致しないかった馬を狙っていきます。

◎ エヒト

最もネガティブ条件のないのはこの馬です。
今年の弱メンバーで近走でG3を1勝・3着1回も好走実績としては最上位の1頭です。

〇 ラーゴム
一度も触れていませんでしたが、今年の弱メンバー評価ってつまりは芝の重賞実績馬がいないって事なんですよね。
前走の中山金杯は9着ですが0.3秒差の僅差であり、しかも斤量は58kg。
1年近くダート戦しか走っておらず、芝の実績を積めなかったのも止む無しです。前走の重い斤量でのG3での接戦を考えると今回のメンバーなら・・・。

▲ レッドガラン
8歳馬ですが、上記にある通り過去の傾向は7歳馬8歳馬の好走率が高いです。G3を2勝しており、この馬も近走はダート戦を使われていまして芝実績を物理的に積むことができませんでした。その前はG1とG2の格上レースで走っているのでノーカンにできます。


△ ガイアフォース
4歳57kgという事でこの位置まで落としました。
有馬記念の有料記事にも書きましたが、やはりこの時期の斤量差の優位性が無くなるのはかなりのハンデな気がします。

△ ノースブリッジ
2000mの3勝Cを勝ち、エプソムCも勝っています。
その後は毎日王冠(G2)5着(0.4秒差)>天皇賞秋(G1)11着(0.9秒差)
という戦歴なので、このメンバー相手なら通用する可能性を秘めていると判断しました。

△ ユーバーレーベン
牝馬は好走率の低いこのレースですが、この馬は上がりのかかるレースを苦にしないタイプなので一応押さえます。
G1で上がり2位以内の記録を持っているのはこの馬とアリストテレスだけです。もしかしたら上がり1位候補として押さえます。


まだどういう馬券にするか決めてませんが
◎と○1頭軸の3連複は必ず買おうと思ってます。



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