MMA Cycles Report(メリマン・サイクルズ・レポート) May.14 2021

日米株式、金利、為替、商品をメリマン氏独自の手法で分析
今や世界の資本はグローバルに動き回る。単独の市場分析では正確な予想はできません。
本レポートはメリマン氏独自の分析手法で、

日米株式、金利動向、為替、金、銀、穀物、原油市場

をすべて解析した上で、個々のマーケットを予想する月間レポートです。

長期購読でお得にご覧頂く事が出来ます。

株式会社投資日報社 / メリマンサイクルズレポート

目次

1. 　回顧と展望

2.　米国株式

3.　金相場

4.　日経平均株価

5.　米ドル/円

6.　原油

１. 回顧と展望

 
米国及び世界の株式市場の基調は目下強気になっている事から、（米国の）経済、政治、中央銀行のコンディションはほぼ完璧な状態が続いている。言ってみれば、米国経済は昨年のパンデミックショックによる景気後退を記録して以降、力強い成長を続けているといっても過言ではない。米国政府は、前例のない景気刺激策によって豊富な流動性を確保し続けており、その結果、米国の債務は６兆ドルにまで増加している。インフレ率が上昇している―というデータがあるにもかかわらず、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）はＺＩＲＰ（ゼロ金利政策）を続けている。ＦＲＢはインフレ率の上昇が一時的なものだと主張しているが、多くの経済学者はそれに同意していない。

そして、私がジオコスミック理論の観点からコメントしたいのは後者のポイント、つまりＦＲＢの極端な金融緩和姿勢である。

続きは、PDFファイルをご覧下さい。