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旅日記① 東北ひとり旅 DAY5

 みなさんこんにちは!
最近ヨーグルトが大好きで3日に1パックのペースで消費してしまいます、れいなです☺︎

さてさて、ついに最終日を迎えた私の東北ひとり旅。
もう2か月も前の出来事なのに、つい先日の事のように思い出されます🍃

そんな私の思い出をnoteで、文章という形で皆さんと共有できることを本当に本当に嬉しく思います。ありがとうございます!!

そして、もしも読んでくれた皆さんの中に私のnoteをきっかけに東北をもっと好きなってくださる方がいたらめちゃくちゃ幸せです。

それでは、最後に私達が向かった先は...?
旅日記、スタートです🌻

7:30 起床

4日連続で7:30起床のこの旅、長期休み中で曜日感覚も失っている大学生にとってはとーっても大変!

けれど、ついに東北ひとり旅も最終日。
明日からはこの日々も愛おしい思い出になってしまうんだろうなぁって思うと今を楽しむしかありません。

体を起こして洗面所へと向かいます🏃‍♀️

今日もベランダにはたばこを吸うじじの姿が!

「おはようさん、よく起きたな」
「うん!おはよう☀️」

毎日5時起きのじじの方がすごいんだけどな笑。

部屋へ戻って着替えとお化粧を済ませたら、いつでも出発できるようにと一通り荷物をまとめておきます。

初日にタクシーのおばちゃんからもらったティッシュやBRTの時刻表、海の市で買ったまつも、cafē RST で幸子さんから貰ったアメちゃん、それからキャンドル工房で買った北寄貝の形のキャンドル。

洋服をたたむのが下手なせいかな?
いや多分、いっぱい色々なものを買ったり、貰ったおかげで行きよりも断然荷物が重くなっています。

大変だ、笑。東京まで持って帰るの。
とは思いつつ、幸せな悩みだなって思ってしまいます☺︎

8:00-9:30 朝ご飯

荷物をまとめ終えてリビングへと向かったら、
ばばにもきちんと”おはよう”を伝えます☀️

テレビはちょうど朝ドラの時間。

三人でテレビを見ながら、ばばの作った美味しいご飯をいただきます。

私は普段から朝ドラを見ていないのであまり話は分からなかったけれど、

「この人○○なのか~」とか
「あれ、そうだっけ。○○じゃない?」

などと会話をするじじとばばを見ていると、なんだか私まで温かい気持ちになって、普段からすごく仲がいいんだろうなってほっこりする朝でした😌

そんな中、東京に向けて出発するまでの時間にどこへ行こうか考えます。

11:00にはもうBRT(バスの名称)の駅に着いていないといけません。
となると、回れる時間はほんの1時間弱。それでも、どこかへ連れて行ってくれようとするじじとばばはとっても優しいんです(*´ `*)

「じゃあ、あんた綺麗な海でも見に行くか。日の出だともっと綺麗なんだけどな」

もちろん、日の出ではなかったけれど東北で出会った人が皆、大好きと口をそろえる海。

もちろん、「行く!」と答えます。

海からBRTのバス停までは直接向かいます。
そのため、じじとばばと過ごしたこのおうちにいるのはこの時が最後 ―。

荷物をすべて持ちます。

と思ったら、じじが何やら突然戸棚をガサゴソ。

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何を探しているんだろう…。

待つことおよそ5分。
おもむろに取り出したのはピンクの可愛らしい巾着。

画像2

なに、これ...?

「これ、どうしたの?」と聞くと、

「それやる。韓国で昔買ったんだ。今まで色んな修学旅行生がうちに泊まったけどな、あんたみたいに一人で来た人は初めてなんだ。だから、気に入ってな。プレゼントだ」

さらに...

「こんなのでごめんな、次はもっといいもんあげっから」

こんなのって...。
じじの何かをあげたい、という想いが伝わってきてすごく嬉しかったです。

大学へ行くときにリップとか入れようかなぁ。いつでも思い出を持ち歩けるって嬉しいな~、私は今度じじに何をあげられるかな。東京名物かな?
それとも、キティーちゃんグッズかな?

東京に帰ってからの楽しみが増えた私はご機嫌です⌄̈⃝

10:00 出発

素敵なお土産をもらったら、じじの運転する車に乗っていよいよ出発です。

おうちとも、窓から見えるご近所の景色ともしばらくお別れです。
また来るからね~!

運転をしていると、時々じじとばばが

「あれ、○○さんじゃない?」

なんて互いに話をしています。

本当に顔が広くてみんな知り合いなんだなぁ。
隣にどんな人が住んでいるのかあまりよく知らない私とは大違いです。

10:10-10:40 大野海岸

車を10分ほど走らせ、たどり着いたのは砂浜の広がるビーチ。

大野海岸①

大野海岸と呼ばれるこの海岸、実は2018年に再開した陸前高田市内唯一の海水浴場なのです。

大野海岸②

もちろん、2月末ということで海に入っている人はいませんでしたが、この日が今年のワカメ漁の解禁日ということもあり、ちらほらと漁をしている人々を見かけました。

私とばばは貝殻集めに夢中!

綺麗な貝殻を見つかると、ばばが全部くれて両手にはたくさんの貝殻。

持って帰ってくるときに、残念ながら割れてしまったのもありますが、今でも棚の上にいくつか並べて飾ってあります!

肝心のじじはというと、のんびり砂浜をお散歩、笑。
そして、たまーにそんなにきれいでもない貝殻を渡してくれました🐚

もちろん大事に取ってあります!

しばらく、海の写真を撮っては見返していると...

「もう一か所海の見える場所があるんだ。こことはちょっと違う雰囲気の」

すごいなあ。
そんなにあちこちに、海の見えるスポットがあるなんて!

10:45-11:00 広田崎

大野海岸から再び5分ほど車を走らせると、あっという間に目的地です。

広田崎

だいぶ、ごつごつとした岩場の多いこの場所は「広田崎」と呼ばれ、海の景観をダイナミックに味わうことが出来ます!

さらに、みちのく潮風トレイルと呼ばれる、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸地域をつなぐロングトレイルのルートに含まれており、気持ちの良い海風に当たりながらジョギングをする、なーんていう楽しみ方もできてしまうのです!

先程の大野海岸のようなビーチとは違って、貝殻はありませんでしたが、ところどころに珍しいオレンジの石が落ちていたため、お土産にとばばが一つ私のポケットの中に入れてくれました🏝

ずっと山が好きだったけれど、海も同じくらい素敵だな。

そんなことを思っていると、時間はあっという間に過ぎてしまいもう11:00!
急いでバス停へと向かいます🚌

バス停に着くと、

「あんた、次来るときは一ノ関まで迎えに行くからな。連絡してくれればいつでも行くから」

と、じじ。

ばいばいがとてつもなく寂しいものだと思っていたけれど、じじの言葉がなんだか嬉しくて。笑顔で”また来るね”って言えました☺︎
すっごく不思議です。

じじとばばとお別れ

待っとってね ―。

11:12-12:02 小友⇒気仙沼

懐かしの小友駅からは2日ぶりにBRTに乗り、気仙沼を目指します🌻
真っ赤に目立つこの車両、結構落ち着くんだよなぁ笑。

振り返ると、5日間あっという間な気がするけれど、1秒1秒にぎっしりと思い出が詰まっているのが写真を見返していると感じます。

あの時あんなこと思ったなぁ、とか出来事だけじゃなくて感情までもがよみがえってきます。

思い出に浸っていると、あっという間に気仙沼 ―。

気仙沼BRT

12:22-13:41 気仙沼⇒一ノ関

5日間で何度も通った気仙沼駅!
記念に最後、写真を撮っておきます。

気仙沼駅 最終日

帰りもJR大船渡線はそれほど混んではおらず、端の席に座ってゆったりと電車に揺られることに🌷

車内では旅を振り返って軽く日記を書いたり、持ってきた本を読みながら時間を過ごします。

あまりにも気持ちの良い日差しと、心地よい電車の揺れのダブルパンチにより眠気が襲ってきてしまい、目が覚めた時にはすでに一ノ関駅に到着直前でした。

14:50-17:24 一ノ関⇒東京

なんだかちょっぴり懐かしい一ノ関駅に到着です🚉

新幹線の時間までは1時間ほど。
それまでは駅の中にあるお土産屋さんやコンビニを見て回ります!

一ノ関駅

そういえば、コンビニを見るの久しぶりだな。

東京にいるとき、週3日ペースで必ず何も買わなくても立ち寄っている私。
でも、東北ではそんなのなくても時間を忘れるぐらい多くの人と話したり、お腹いっぱいのご飯を食べていたから、コンビニをみていなかったという事実に気づいてすらいませんでした笑。

肝心のウニ弁当は...売っていたんです。(DAY1参照)
売ってはいたんですけど、お土産屋さんに売っているホヤの塩辛を見ていたらいつの間にか忘れていました…😅

しばらく待合室で過ごし、始発駅じゃないから急がないと!と随分と速い時間に駅のホームへと向かいます。

時間になり、駅のホームに新幹線が入ってくるのが見得た瞬間なんだか一気に現実に引き戻された気がしました。

”あぁ、ついに旅も終わりかぁ”って。

新幹線に乗り込んで座席に座るとますます現実味を帯びてきました。

だけれど、気仙沼のキャンドル工房で出会ったおばちゃんの言葉を思い出します。

”今を精一杯楽しんでね”

確かに、”過去はよかったなー”とか”あの時ああしてればなぁ”なんていくらでも思うけれど。

今が幸せ!今この瞬間に何ができるかな。

って考えてこれから先考えて過ごしていきたいな、過ごそうって思えたこの旅はこれからも私の中で生きているって強く思います。

素敵なみなさんと、素敵な景色と、素敵な思い出を作ってくれた全ての皆さんに感謝の気持ちを表現したくてnoteに投稿できたこと本当に嬉しく思います☀️

そして、ここまで読んでくださったみなさんにもありがとうを伝えたいです。まだまだこれから先も旅をし続ける私の活躍をたまに覗きに来てくださると嬉しいな。

これにて、旅日記① 東北ひとり旅 DAY1 完。

ではでは、次回の投稿もお楽しみに!🌻

◆時間  観光場所まとめ
7:30   起床
8:00-9:30 朝ご飯
10:00   出発
10:10-10:40 大野海岸
10:45-11:00 広田崎
11:12-12:02 小友⇒気仙沼
12:22-13:41 気仙沼⇒一ノ関
14:50-17:24 一ノ関⇒東京

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