旅人と非旅人
【旅人と非旅人】
バイクに乗って一人旅をすると
素晴らしい体験を味わう
身体が自然空間の中を駆け抜け
アクセルで時空を歪め
ほとばしるエンジンのエネルギーを感じ
まだ見ぬ遙かな地へ
驚きや「時めき」のある出会いを求める
それは私にとってかけがえのないもの
「誰だって旅が好きだろう・・・」
そう思っていたが不思議なことに
旅をすることに全く無関心の人もかなり存在する
「旅の素晴らしさを教えてあげればきっと喜ぶ」
そう思って私が旅の話を熱弁したところでまったく響かないようだ
どうも魂の由来が違うような感じ
この違いは何なのだろう
きっと他の何か、素晴らしく夢中になれるものを知っているのだろう
みんなそれぞれなのだ
それぞれに魂の出身地みたいのがあって
役割のようなものが分担されているのだろう
・・・であれば
きっと世の中に旅を使命のようにかせられた魂がまだまだ存在していて
それに気が付かず生きている人がいるはず
私は一枚の写真でバイクに乗って一人旅する素晴らしさを伝えていきたい
shigeyoshi tatezawa
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