刀剣乱舞審神者初心者が受けやすいアドバイスの「別の視点」を考える。



みなさん、はじめまして。しがない一般審神者です。

今回は刀剣乱舞を始めたばかりのときによく言われる「普遍的アドバイス」を別の視点から考えてみようという記事になります。
一部細かいデータや、論拠に基づかない個人の感想が多く含まれます。
また、内部データに関わる部分の変化や間違った認識など読み取れていない部分が多く含まれます。あくまで「読み物」として「ふーん」と思っていただければ幸いです。

1.「短刀から育てたほうがいいよ!」


刀剣乱舞をある程度かじったことがある、中堅審神者の皆様なら「当たり前だろ!」と言われるアドバイスです。
しかし、今回はこれを最初の段階では「必ずしもそうとは言えない部分」という面から書いていこうと思います。
確かに最終的に極にランクアップさせるという意味で、「短刀の育成」は6面攻略には切っても切り離せない問題です。ですが、時と場合において「短刀の育成よりも状態としていい形に」持っていける場合が往々にしてあります。今回はそこを考えて行きたいと思います。

1-1.短刀は必ずしも5面までの攻略には向かない。


まず前提条件として短刀初は刀装スロットが1つしかありません。
また刀装の付けられる制限からどんなに多くても「重歩兵・特上(生存12)」が最大です。

故に何戦も連続する合戦場にはどう頑張っても不向きです。
審神者レベル1の方がとりあえず5面までは行くという観点であれば「太刀・大太刀」のほうが圧倒的に有利になります。(だからこそ極や夜戦で輝くように調整されたんだと考えています)
もちろん短刀で行けない訳では無いですし、後々の6面のためにある程度育てようというのはわかりますが、この後の条件的にも「太刀・大太刀」以下他の刀種を育てておくことで有利にはたらく点があります。

1-2.初短刀はイベントで使える場合が少ない。


前述の通り、初短刀は少ない生存値・刀装枠の少なさから連戦に向きません。
なのでメイン戦力(6振り積み)である程度使えるイベントと考えると

・地下に眠る千両箱(1-30階程度)
・戦力拡充計画(易・普)
・江戸城潜入調査(易)
・夜花奪還作戦
・兎追いし団子の里

逆に、厳しいイベントを考えると

・都にひそみし鬼退治(かなり厳しい)
・秘宝の里(かなり厳しい)
・連隊戦(ほぼ無理と言っていい)
・特命調査(かなり厳しい)

のようにかなりイベントによって差異があります。
特に「特命調査」の時期などに短刀だけ育ててしまうとイベントも安定して回れない上に育成も通常マップでしかできないという悪循環にハマってしまいます。
「イベントも並行してちょっとは触りたい」と考える新人審神者も多いと思います。なので上級者側がこのアドバイスを出すときは必ず「実施中及び今後予定・予想されるイベント」を見て助言をしたほうがよいと思います。
場合によっては3短刀・もう半分は別の刀種、隊長のみ短刀で残りは打刀などのような折衷案もしくは完全に打刀以上でチームを組むような助言のほうが役に立つ場合もあります。

1-結論.短刀を育てることは大事だが、それだけに固執せずに他の刀種(特に太刀・打刀以上)を初で育てておくほうが序盤からいろいろな戦術を取りやすくなる。

2.「錬結は特ついてからじゃないと無駄!」

錬結によって上がるステータスは確かに「特」になったあと一度リセットされてしまいます。
しかし、「無駄」と呼べるほど不要な行為なのでしょうか?
今回はこの項目を考えていきたいと思います。

2-1.ステータスは掛け算


まず刀剣乱舞をやるにあたって大雑把にでも把握しておきたいのが「どうやって能力値が決まるか」です。
詳しいところは刀剣乱舞wikiの「戦闘について」に譲りますが

現在わかっている機動などから超ざっくりいうと
「現在のステータス」×「刀剣レベル補正」×「気力補正」×「陣形補正」×「戦場や状態などの各種補正」
ということになります。

つまり一部が低いとどうやっても能力の上がり幅には限度があります。
特に序盤はステータスを直接1あげられることが大きな差になってきます。

2×1×2=4 より 2×3×2=12 のほうが値が大きくなりますよね?

いくらリセットされるからといって錬結をサボることはどの段階においてもあまりいいこととは感じません。

2-2.最終的に刀は余る

初期状態で「素材としての刀」が足りないというのはよくわかります。
しかし、ある程度周回を重ねてレベリングした審神者ならわかるはずです。
「また受取箱999+になってる……」って。

999とはいかなくても錬結も習合も終わっていけばコモンの刀はもりもり余ります。刀解で資源にするとはいえ、それだったらたとえわずかでも初期から能力を上げたほうが少しでも楽に序盤をプレイできないでしょうか?
すべての能力をMAXまで上げろとは言いません。短刀を錬結することで素早さだけでも補填するのは決して悪い話ではないと思うのです。

1振りあたり特前で10~20振り錬結するとして、無駄になるのは最大でも「1100~2200振り」です。(24/04/01時点実装済みの110振りとして)

周回に慣れた人ならば1~2回の大阪城でこれ以上の刀をドロップするでしょう。それ以外にも鍛刀・通常マップなどでかなりの数のドロップを見込めます。
それは無駄ではなくて「有効活用」なのではないかなと私は考えます。

2-結論.根兵糖や極の護衛レベリングで特前をなきものとして飛ばすのでなければ一定の利点はある。
アドバイスは相手のやる気や進行度合いによって変わると考えよう。

おわりに

いろいろ書きましたが、自由な遊び方ができるのが刀剣乱舞のいいところです。
必ずしも上記で上げたアドバイスが100%正しいこととは言い切れません。
なので初心者さんこそ言われたアドバイスに盲信してはいけないし、上級者も一度立ち止まって考えたほうがいい場合が多分にしてあります。
正解は必ず1つではなく、審神者の数だけあります。



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