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【投機の流儀】三菱UFJ銀行株と野村證券株

第1部 当面の市況

(1)週明けはとりあえず買い先行から小高く始まろうがレンジ相場の域をでない
「クレジットカード経由の消費額が伸びるなど、個人のお金が投資からモノやサービスに移る気配が見える」(日経新聞4月10日版)と言う。
「大量の投資マネーが市場に流れ込み、手当たり次第に株を買い上げる需給相場の趣は薄れてゆくだろう」(前掲紙、記名入り証券記事「スクランブル」)。
良く見れば、これは「カネ余りの需給相場」から「現実の実勢を買う業績相場」への移行の象徴かもしれない。ワクチン接種が進めば飲食・旅行などにお金が回り、実勢改善が進む業種への壮年期相場が在りうる。

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