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少子高齢化・過疎化ってそれ自体が致命的な問題じゃないですよね

思考のメモ。

人口・イズ・パワーなので、少子化は問題だ。天才が一定の割合で生まれるならば子どもが少なくなると天才も減る。

高齢化は医療費と介護負担で問題だ。西和賀に引っ越してきてから、20歳とか30歳とか年齢が上の人と話す機会が増えたが、「介護があって」と聞く機会が増えた。

どっちも問題なんだけど、正直、景気がよけりゃ、どうとでもなると思うんですよね。

景気がよけりゃ今よりも軽率に子どもを作るだろうし、国の医療負担だって捻出できるだろうし、介護だって人に頼めるし。

(そもそもこれまでの蓄積の結果、必然的に起こった少子高齢化に対して、対症療法的な政策しか打ち出してないのに、国レベルで解決できるわけねーじゃんっつう。この間、長らく政権を担ってきたのはどこのどいつだ?)

同様に、過疎化だって、人口が少なくなったとしても自治体として成り立つだけの収入があればいいわけで。

じゃあ人が少なくても一端の売上を上げられるように、利益率を上げましょうって話だし、利益率の高い商売をしましょうって話だし。

でも、利益率が高い仕事っつっても、振り込め詐欺やるわけにもいかないし、いきなりIT企業やりましょうっつってできるわけでもないし。

ただ、利益率を上げるためには、支出を減らすという方法もあるぞ。

支出をやめろ、という話ではなくて。現状、自治体の外に頼むしかない仕事を、内部に取り戻したらインパクトありますよねって話。

じゃあ、外に頼むしかない仕事で、内部に取り戻せるものってどんなものがあるでしょう。

たとえば「クリエイティブ」。町内に写真を撮る人、映像を撮る人はいても、企画立案からできる人がいない。

たとえば「不動産屋」。町内で土地・建物の取引は確実にあるけど、不動産屋がいない。

「クリエイティブ」は原価積み上げ方式で値段が決まらない。

「不動産屋」は人のふんどしで勝負する手数料商売だ。

いいですよねー。最高ですよねー。

そういう仕事をする人を西和賀に増やして、近隣から西和賀に頼みに来るくらいまでにしましょうよ。

唐仁原 俊博 a.k.a. 西和賀町のやべーやつ / とうじんばら としひろ
岩手県西和賀町 地域おこし協力隊 / 演出家 / フリーライター / ヤギ飼い

大学生・怠惰な生活・演劇の三足のわらじで、京都大学を10年かけて中退した、元フリーランスライター。ほんとは大してやばくないけど、最長3年の任期をフル活用するためにも、やべーやつを名乗ることにした。
ほんとに大してやばくない。

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