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タッチラグビーのルール

こんにちは!矢後です。
今日はタッチラグビーのルールと初めてプレーする方に向けたプレーの仕方を書いていきます!

□公式のルールを確認しよう!

まず始めに公式のルールを是非確認してください。断言します、ここに書いてあることが正解です!
しかし、ちょっとルールブックは気が重いなという方はこのまま読み進めてください。
そしていつか公式のルールも確認してください。

□ルール①

◇競技人数:6人(14人)
フィールドに入れるのは6人ですが、14人まで登録可能です。
選手交代が自由なスポーツなので人数は多い方が良いです。
◇試合時間:20分ハーフ(ハーフタイムは5分)
ワールドカップや日本選手権の決勝などは20分ハーフで行われます。
国内の大会では10分ハーフなど、大会の主旨やチーム数によって柔軟に変更されています。
◇フィールドの広さ:横50m、縦70m(インゴール部分を入れると80m)
ラグビー場の約半分です。
◇トライの点数:1点
コンバージョンなし、トライの数を競います!

□ルール②(用語の解説)

・タッチ
ボールを持っている選手とその相手チームの選手が触れること。
必要最小限の力でします。また、髪の毛、服の一部に触れてもタッチになります。
6回目のタッチが起こると攻守交代。
・ロールボール
タッチが起こったときにボールを持っていた選手が行う動作。
タッチがおきた場所でボールを置いてまたぐ。
また、攻守交代のときにもロールボールから始める。
日本ではダウンという人もいる。
ロールボールはタッチラグビーにおいて最重要ルール!
・ハーフ(ダミーハーフ)
ロールボールされたボールを拾う人の事。ハーフはトライをとることができない。また、ハーフがタッチされるとタッチの残り回数に関係なく攻守交代になる。
・タップ
試合の開始時、反則が起こった時の再開方法。
地面にボールを置いて軽く蹴って(1m以上転がらないように)拾う。
・ウィング
ポジションの名前、一番外側にいる選手
・リンク
ポジションの名前、ウィングの内側にいる選手
・ミドル
ポジションの名前、リンクの内側にいる選手

□ルール③(試合の流れ)

細かいルール説明の前に試合の流れ(プレーの仕方)を書きます。
1、ゲームの開始はハーフウェイライン上でタップからスタート
2、ボールを持っているチームはタッチされたらロールボール、ディフェンス側のチーム全員が5m(審判の示す位置まで)下がる。
6回目のタッチが起こったら攻守交代。
3、得点(トライ)が入ったら、取られたチームがハーフラインからタップで試合再開。
4、試合終了の時点で得点の多い方が勝利

少し簡単に書きすぎましたが試合の流れはこんな感じです。
ここまでのルール(流れ)を意識して少しだけ試合をみてみましょう!
※3分ごろから試合が始まります。10分ほどで大丈夫です!

どうでしょうか?なんとなくタッチラグビーの流れが分かりましたか?

□ルール④(攻守交代になる場合)

ここでは攻守交代になる場合の説明をしていきます!
攻撃側はロールボール、守備側は5mバックで試合再開です。

・シックスタッチ:6回目のタッチが成立した時
・ダミーハーフ:ハーフがタッチされた時
・ボールトゥグランド:ボールを落とすとこと(後ろでも落ちると攻守交代です)
・ノットストレート:ロールボールをする時に、肩がトライラインに対して平行じゃない
・インコレクトロールボール:正しくロールボールが行われなかった。例)ボールをまたいでいない等
・ラインタッチ:サイドラインをボール保持者が踏む、もしくは越えてしまう
・シックスアゲイン:守備側の選手がボールに触り(意図して)ボールが地面に落ちた場合、タッチカウントゼロから攻撃側のロールボールで再開(攻守の交代なし)

□ルール⑤(反則)

さて、今度は反則になります。
反則の場合は攻撃側はタップで、守備側は10m下がった場所から試合再開です。

・フォワードパス(スローフォワード):『ラグビー』なのでボールは前に投げてはいけません!
・オフサイド:5m下がりきる前にタッチしにいくこと。ゴール前では守備側はタッチが起こるまで前に出続けないといけません。また、一度下がり始めたら5mに到達するまで下がる方向を変更してはいけません。
※反則のあとなどは10mになります。
・ポイントオーバー(オフザ マーク):タッチされた場所ではないところでロールボールをすること。
・ボランタリーロールボール:タッチが起こっていない(起こるよりも早いタイミング)のにロールボールをすること。
・セブンプレーヤー:フィールドに7人(6人以上)選手が入ること。選手交代の際によく起こる。
・クレームドタッチ:タッチをしていないのにタッチをしたと言うこと。または、タッチが成立する前にタッチをアピールすること。
・ハードタッチ:必要以上に強くタッチすること。基本的に守備側が起こすが、攻撃側の選手が肩で当たりに行った場合コールされる場合もある。
・ホールディング:相手を掴むこと。
・バックチャット:レフリーに対して文句を言うこと。
・オブストラクション:ボールを持っていない選手が守備側の選手の邪魔をしてしまうこと。
・遅延行為:攻守交代の際に素早く相手にボールを渡さないこと。

ざっと書きましたが多いですね!少し上に戻って、試合の動画をまた10分程みてください。
なぜ攻守交代したのか、これはこの反則かな?なんて事を考えながらみていただけると嬉しいです。

□タッチラグビーを初めてプレーする方へ

初めてタッチラグビーをされる方は以下の点に気をつけてプレーしてみてください!
・ボールを前に投げない!
・タッチされたらタッチされた場所まで戻りましょう。戻ったらロールボールをしましょう。(ロールボールに関した攻守交代や反則があるので落ち着いて!)
・タッチは優しく、そしてタッチしたら5m下がる!下がりきる前に追いかけたくなりますが、ぐっと我慢してまずは下がる!
・タッチは6回で攻守交代
・ボールを落としたら攻守交代
・選手の交代は味方が出てきてから
以上の点を守ってプレーできたらかなりタッチラグビーらしさが出てくると思います!(一番は楽しんでプレーしてください。)
人数やフィールドの広さは状況に合わせてもらえればと思います。
ただ、1チーム6人以上になるとボールに触れない人が出てくると思うのでおすすめは1チーム6人以下です。

□最後に

今回はタッチラグビーのルールについてでしたがいかがだったでしょうか?
少しでもタッチラグビーの理解に繋がっていれば嬉しく思います。
疑問、質問、その他これは間違ってる!なんてことがありましたらコメント頂ければと思います。
また矢後のノートじゃ分かりづらい!と言う方は以下のブログも読んでみてください。イラスト入りで分かりやすいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また次回!



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