パソコンとあそぶ-kintoneまでの道のり

単に新しもの好きなだけといえばそれまでだけれど、私の人生の時代は、パーソナルコンピューターが手に入るようになった時代とオーバーラップしている。
大学のときに、ワープロが廉価で手に入るようになり、まわりがワープロを購入しているのを横目に大きなお金をかけて、使えもしないのに、パソコンに挑戦した。プログラムを組むことは結局は身につかず、発売されたソフトに執心だった。といっても、まだ、DOS/Vの時代なので、いまからするとけっこうなものだったが。何度か、プログラム言語にも挑戦しようとしたが、パソコンをつかってできること、の方に興味があり、結局は高いお金を出してソフトを購入して、使っていた。とにかく、つかってみたかった。
ワープロソフトは一太郎3くらいからずっと一太郎を使っていた。いまだに、wordより、一太郎だし、やはりATOKの方が使いやすい。

そんな中でも身につかなかったが、フリーからシェアソフト、購入ソフトの中で、いくつもチャレンジしてきたのがデーターベースソフト。

昔は大別すると、カード型とデーターベース型に分けられた。
社会調査を大学からやるようになって、何がパソコンでやって楽になったかといえば、調査集計だった。大学ではじめて調査をしたときはまだ紙カードを使っての集計だったので、それこそ、大学のパソコンで調査集計を「秀吉」だったかな、でできたときの感動はすごかった。

そのあと、いろいろなデーターベースに使ってみた。リレーション型に何度もチャレンジした、いまでいうとAccessか、が特に、何度も使ってみては挫折したのが「」というソフト。
遊びでは使えるのだが、結局、使いこなせるまでには至らず、メインはずっとカード型のファイルメーカーにおちついてしまった。
ジャストシステムさんの五郎というデーターベースや他にもいくつも使ってみては結局はダメだった。

そんな遊びの経験がいま、kintoneでの自社のシステムの見直しにすごく役に立つことになるとは、まったく思っていなかった。
データーベース的思考というのは、何度も何度もあそびをしている中で、みについたものであって、開発の事前の協議の中で、「なるほど」と思ったことはすべてそこにあった。
ほんとうにおもしろいものだなと思う

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?