日本人は孤独を好む?

いろいろな日本文化論、日本人論があるが、日本人は孤立好き、一人が好きっていう文化論はあまりきいたことがないと思って読んだ。

https://toyokeizai.net/articles/-/420572

まぁ、タイトルが

「あまりにも孤独に慣れすぎた日本人」の超危険
どんな時も「1人で過ごす人」が多いことに驚く

っていうのは、すごいなと思うし、このタイトルを読んだら、大きなお世話だという人たちもいるでしょう。

こういうのは、比較文化論ぽくて、○○に比べるととなるわけだから、その前提のみをして、そのことが実証でき得るのかというロジックに耐えうるかどうか、という命題はのこる。

つまり、他のどんな国の人に比べても、日本に暮らす「どの地方」の人も、一人で暮らすことを好み、一人でいる時間を多く取り、一人でいて他の人と話をしないことを好み、無駄話をしないのか?ということが実証できなければ、あくまでも、個人の所感でしかない、ということもできる。また、一人の所感でも、そう感じることは事実なので、日本の人とイランの人を比べると、日本人は孤独を好み、一人でいることを好み、どうでもいい話をしないのかもしれない。

なんとなく思うことは、大阪で生活していると他の地方にいくとひとりでいる人が多いなと感じることは多い。新興住宅地はともかく、ごちゃごちゃした下町にいると、とにかく近所の人だろうがそうでなかろうが、とてもよくよくお話をされている。いわゆる井戸端会議というやつ。

都会と田舎とではあまり差を感じない。田舎の人はよく話をすると都会の人は思うかもしれないが、いまやそれはパターナリズムではないかと思う。いわゆる思い込みというやつ。そんなに差はないし、自然発生的に会話が生まれることはまずない。職住近接によって違うように思う。

いろいろ、科学的には思うことがあるが、面白い視点だなと感じた。世界ではじめて孤独相ができたイギリスのその大臣の仕事と日本の担当大臣の仕事の内容を見比べてみてもおもしろいかもしれない。



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