見出し画像

【87万円!】競馬予想ソフト購入した子! 全額取り返した話と、詳細な方法(学習教材等も同様)

どうも、とつげき東北です。

有料部分までは普通に面白げな読み物です。

「競馬予想ソフト」「株で自動売買して儲かるソフト」等を、出会い系サイト等を通じて「友達」などになった人(だましてる側の人)からのさらに「その友達」などの紹介で、なんか事務所的なところに連れて行って買わせる手口のやつ、けっこうあります。
もう何十年前からずっと続いているやつで、他にも知人で被害者がいます。
私の友人の子(以下、「チキバン」(その子の名前))が87万円やられたと泣きついてきたので、友人の弁護士数名に相談したけど「それは無理そうだし、もしいけたとしても弁護士費用がやばいぞ」と言われました。
でもそこは私ですから、気合で調べつくして、1円もかけずに全額取り返しました
今回は、そういった被害に遭われた方に、一部でも取り返す具体的な方法を教えたいと思います。
それはもう、連絡先から、返金要求書例(実際に使ったもの)などまで。詳しく!

なお、チキバンは全額返ってきましたが、返ってくるかどうかは、契約時の様子や、相手方の対応などに依存します。
執筆時点(2019/8/23)で私が把握可能(※法令により、これ以上は情報公開請求をしても、情報が取れない)な「競馬予想ソフトの解約」については、以下のような返金率になっていました。

競馬予想ソフト

全額とは言わずとも、平均的に購入額の半額近く(平均約40万円)返ってくるのはうれしいですね。
ただし、重要なのは、「ソフトの代金」の返金しかないことです。
実際にソフトを使って損した金額は、私の知る限り返ってきた例がありません。

※以下は「競馬予想ソフト」の場合で話を進めますが、
「投資ソフト(FXや株式等)の解約」
「訪問販売での学習教材の返金」
「未公開株」
「仮想通貨」
等に関する「詐欺的」
(※詐欺ではないので警察が動かない)なものについて、同様の方法で解決する可能性があります


その前にチキバンについて(普通の読者への余談です。被害者の方は飛ばしてください)

当時自分33歳。相手の子は16歳(高校中退後、夜間高校に入りなおして人生を浪費していた時期)からお友達で、勉強を教えたりしていました(健全なお友達ですよ!?)。
ロリコンっていうなその言葉に学術的に明確な定義はないぞバーカ(バカにも学術的に明確な定義はないことを忘れながら)

画像2

※この子です。

人生の先を何も考えていないというので、即座に英語、国語、社会の良い問題集と参考書、単語帳を買ってきて、勉強の仕方を教えました。
ああ、元予備校講師、元東大講師なので、教えるのうまい
はい一つ自慢入った。今回だけは許して、本当の意味で「一生のお願い」。帰らないでお客さん!

18歳で大検(高認試験)受かって大学に行けと言いました。
最初「青学いきたい」とかロンドンブーツの田村亮並にナメたこと言ってたので過去問を見せて萎えさせることに成功。
最大限頑張らせて、成績の伸びを管理しながら、受けるべき大学候補や配点など調べて、無の状態からなんとか都内の女子大にすべりこみ合格させた。

時は流れ、その子とも別れたのだけど、その子が大学4年で就活の面接がどうにもうまくいかず全部落ちてる、とまた泣きついてきたので、Skypeで面接練習をしてやりました。
まあ受け応えがクソなことw 頭の悪さと準備のしてなさ丸出しw
絶対落ちるぞてめえっつって、即時であらゆる質問にどのように汎用的に答えられるかなどメモ起こしして渡して練習させ、そういう風に話題を持っていく導線の技やネタを教えて、いろいろテクをつけて、他の受験生が用意してこない必殺の兵器資料も私が作って持たせて、次の日の第一志望の企業面接に向かわせました。

倍率25倍ほど、私の指導のおかげで、一発内定!
はい自慢二つ目入った。あ、もうさっき「一生のお願い」使ってる。帰らないでと言えない。
読者が4分の1くらいに減ったかな? つらい。書かなきゃよかった。みんなはこれを教訓に、「一生のお願い」を、ちゃんととっておこうな。あ、この記事役立つやん。

他にも会社での上司との接し方のポイントとか、仕事を数字とグラフ出してきちんと断る方法、労働者の法的権利などいろいろアドバイスしてきた。
もう十分育っただろ。
大切なことは全部とつさんに聞けばいいんだ、なんでも知ってるんだ、って喜んでたろお前

そいつが、こともあろうに「競馬予想で儲かるソフト」を87万円で買いやがりました。
お前今までの人生で何を学んできたんや……。

「競馬予想ソフト」売りの手口

手口はこんなかんじ。有料部分で超具体的に書きます。
被害者と、ネットで知り合ったりして、「友達」になる(同姓でも異性でもあり得る)。
何度か一緒に遊んだりして「信頼」を築く。
ある時、「友達」が、カフェなどで雑談中に電話に出る感じで「え~A? うんうん、え、そうなの?」とか話す。
そして被害者に「ちょっと旧友が近くにいて、30分くらい時間つぶしたいと言ってるんだけど、来ても大丈夫?」と聞く。被害者合意。
Aさん(相手のグル)がやってきて、楽しく会話。
途中でAさんが、最近ハワイに行っただの、車を買っただの、なんか羽振りのいい話を始める。
「友達」は、「えっなんでそんなにお金あるの?」と聞く。
Aさんは「実はその……ちょっと定期預金みたいなのしてて」
といった流れで、なんかすごい儲かるらしいやつの話をする。
「友達」は興味深々にいていて、最終的に「それ私もできる?」といった風に。
Aさんは「ちょっと紹介してくれたBさんって人に聞いてみる」
その後しばらくして、Aさん「一応話聞いてくれるみたい」。
そのあと(そのタイミングか、後日かはパターンあるが)、被害者も話を聞くだけなら、ということで「友達」Aさんと合流し、なんか事務所みたいなところに行く。
そこでBさん登場。
Aさんが、なんかノートにビッシリと毎月の儲けみたいなのを5年分ほどつけているのを被害者「友達」に見せる。最初87万円したけど、けっこうな割合で月々勝てて、もちろん負けるときもあるからその時は少し入金が必要だけど、トータルでは2年くらいで元がとれて、あとの3年は利益になった、といった話をする。
「友達」はノリノリで、欲しい、やりたい、ね? と被害者も誘う。
もうこの時点で被害者もだいたいは興味が沸いている。
Bさんを名乗る人が「ほんとはコレ、あんまり出したくないんだけど」といいつつ、誰かに電話して「少しならいけるらしい、でももう今じゃなきゃたぶん絶対出せないよ」とせかす。
被害者が「今そんなお金ない」というと、Aさんが「今ならキャッシングで50万円くらい借りられるよ。残りは貯金下ろせばいいじゃない。私も借りてくるから一緒に行こうよ!」とキャッシングに連れていく。
金が足りなくても「手付金」みたいにする。
はい、もう買う流れ。

一番大事な「契約」の段取り

Bは、「競馬予想ソフトの購入契約」を被害者にさせる。
重要なことに、「契約書」は、相手の名前なども含めて「被害者たち」が記入する。
そしてまあ契約書も、私から見たらあまりにも粗末で、会社名ではない何かの文字列と、Bさんの名前があって、これ契約書じゃねえよ、とつっこめるのだが、そこは有料部分で見せるとしましょう。
「被害者」が相手の名前まで書いているのだから、もし何か裁判などになっても「それは被害者側が偽造したものでないという証拠はあるのか? 筆跡鑑定でもしたら?」と言われたら完敗する仕組み。
また仮にそうではなくても、ソフトウェア会社が作ったソフトを、単にBが売っただけという形にしてしまえば、Aが勝手に儲かったと言っているだけなので、「正式な売買契約」が結ばれていることになってしまう。
そういうわけで、弁護士に聞いても「法的にはほぼ勝てないだろう」となるわけです。
警察でも弁護士でも無理。
だけどそれでも取り返した。
ここがポイント。

その具体的な方法と、実際に提出する書類の例(チキバンが本当に出したもの)を教えます。
ただし、以下の注意事項をよく読んでください(とつげき東北に騙されるなよ?)。

注意事項

・商品の危険性や、必ず儲かるわけではないことなどをきちんと説明されているかどうかで、うまくいく度合いが違うようです。少なくとも、危険性などをしっかり説明されているのに「返せ」というのは少し無理筋な気がします(それでもやってみる、もアリですが)。

・その契約を結んだBの居所が不明だと、そもそも返金の請求ができません。Bのしていることは(こういう手口は完璧に法の目をかいくぐっていて)違法と言い切れない行為なので、Bは堂々と同じ「事務所」にいて何年もやっている可能性はありますが、もしも場所を変えていたら見つけられないでしょう。


【大切な約束】
上記のとおり、有料部分で示す方法は、実作業(書類作成や電話代等)以外は1円もかかりませんが、「お金が返ってくるとは保証できない」と、よく理解してください。
もしうまくいかなかったとしても、私にこの記事の返金要求や、損害賠償請求や、謝罪要求等をしないでください。約束です。
あくまでもチキバンの場合、全額返ってきたのと、他の公表されている事例と合わせて、購入額の45%程度が平均的に返金されている、ということをご理解ください。約束です。
この約束を守れない方は、記事を購入しないでください。

ここから先は

10,040字 / 2画像

¥ 9,800

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?