課題>朝顔 withシェイクスピア

学期も中間となると俄に課題が増えてきて困る。加えて前期を通して授業はオンラインにつき、全授業の評価基準がレポートになる事も私を苦しめる要因であった。
おびただしい数のレポートを余裕持って片付けるには、土日の有効活用をせねばなるまい。自他共に認める優良学生である私は、早朝8時からレポートに取り掛かり、21時には2本を提出するに至った。流石すぎる。昼頃、気分転換がてら外出したにも関わらずこの速さ。そして納得の出来栄え。常々思うが私は大学生に向いている。

1時間ほど自由を謳歌するものの、何やらすっきりとしない心地。まだやる事があるような気がする。はて、と予定帳を開いても、未提出の課題でも最も締切が近いのは2週間後。はて?ともう一度スマホの画面をさささと撫でると、SATの文字にハッとした(押韻)。まだ今日は朝顔を見ていない。

慌ててベランダに出ようとするも、激しい雷雨。頼りない陶器の植木鉢を思い出し、救出するか悩むも朝顔が毎週見せつけてくる憎たらしい程の生命力が同時に思い起こされ、特に心配はないと判断した。奴の水分補給にはこの雷雨が丁度良かろう。これで死んだらその程度の女よミスティーク。青肌ミュータントの名に恥じぬ力、見せてもらおう。

とはいえ写真がないのも寂しいので、本日私が出先で一目惚れして買ってしまったお帽子でもご覧頂こう。

これまで私服として帽子を買ったことが無かったのだが、かの文豪、あるいは劇作家シェイクスピアと目があった瞬間に、買わなければならない使命感に駆られた。刺繍ってのもいい。ハイパー素敵。あと単純に半額だった。

時間は残酷であり気づけば6月。恋人も金もない私の10代最後の夏。withシェイクスピア。始まる。

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