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はじめて線香花火を作る

モノマチ2023

東京都台東区の徒蔵エリア(御徒町ー蔵前ー浅草橋)で毎年「モノづくり」に関するイベントが行われます。

そのイベントが『モノマチ』。

モノづくり企業が集まる地域で、
革製品や金物、箔押しなどの体験出来る
ワークショップなどが行われます。

インフォメーションセンターになっている
『デザイナーズビレッジ』は、
旧小島小学校の校舎を改築した
デザイナーを目指すヒト達の工房です。
展示販売とかもされていたり
とても楽しいイベントです。

そのワークショップの中に
『手作り線香花火体験』というのがあって
やってみたくて行ってみました。

場所は浅草橋、花火屋の若松屋さん。

同じ回の参加するヒトが集まっていなく、
待ち時間があったので色々話を聞いていました。

「線香花火」って、私は紙製ではなく、
藁みたいな植物の茎っぽいのに黒い火薬が付いているイメージなんですけど、、。

と話してみると、

『それは西の線香花火だね。』
との事。

え!?
線香花火も西と東でスタイルが違うんですか?

「もともと作られたのは東京で、
そこの神田川の葦に火薬付けてみた。
ってのが発祥で、
何故だか西に流れていって
主流になったんですよね。」

へぇ。
知らなかったです。
そうなんですね。

『因みに西の線香花火は上に向けてやるって、知ってましたか?』

いや、
「危ないから下に向けなさい。」
と教えられました。
上向きってなんかイメージないです。

『だから線香花火って
呼ばれる様になったんです。
東の和紙製も名前だけ残って
線香花火って呼ばれてるんです。』

あの和紙製の花火が
なぜ「線香花火」と呼ばれるのか
理由を知りました。
色々複雑です。

『花火の正しいやり方って
あんまり知ってる人多くないですけどね。』

説明をきちんと見てやった事、
あまりないです。
すみません。

そんなこんなで、
いよいよ手作り線香花火体験です。

『和紙の端が広い方を斜めに折って、
火薬を入れるのでこぼれない様に
端を縒ってください。』
出来るだけ縒った部分は尖らせた方が
良いそうです。

舟形の火薬を受ける場所が出来ました。

『火薬は適量を量れる様にしているので、
匙で擦り切れ1杯乗せてください。』

『そうしたら、火薬がこぼれない様に
螺旋状に縒っていって下さい。』

線香花火が長持ちするかは、
この縒る硬さが影響するそうです。

『右手も左手も同じ方向に巻いていって下さい。』
と言うのが難しい。

「捻る」のではなく「包み込む」感じにしないとなのか、、。
結構時間が掛かるな、、。

不恰好だけど
なんとか出来ました。

『うちで働くなら、
1本10秒くらいで作れないとダメですね。』

って。え!!
線香花火って手作りなんですか!?

『手作りです。』

知らなかった、、。
機械化が進んでる世の中だから
てっきり「線香花火製造機」が
あるんだと思ってた、、。

件の「西の線香花火」なら
なんか機械化出来そうだけど
和紙製のは無理なんだ、、。

1本10秒って事は、
1分6本の1時間360本。
10本入り36パックか。
あれって100円くらいだったっけ?
今はもう少し高いのかな?

花火が出来る場所も少なくなったし、
あんまり意識してなかった、、。

自分でやってみると色々感じるものです。

『コロナで花火大会中止やら、
外出自粛でうちの花火師達も暇してて、
みんなで「花火が出来る公園」調べて
アプリ作ったんで参考にして下さい。』
とのこと。

この夏は線香花火とかで
静かに楽しもうと思います。

作った線香花火は、
色々と制約がある様で、
その場で火を点けないとなんだそうです。

どんな風に燃えるのか、
失敗なのか、
どっちにしても楽しみです。

『玉になるかな?なるかな?』
線香花火のあの火球が出来るかどうか、
それが大事みたいです。

綺麗に燃えました!

火球を
「蕾」
初めのパチパチしてるところが
「牡丹」
勢いよく弾けている時が
「松葉」
終わりの方で細い線が流れるところを
「散り菊」
と呼ぶそうです。

呼び方があるのも風流で、
なんか日本文化に触れたって気がしました。
自分で作ったものなのでより強く。

色々話が聞けて勉強になりました。
ありがとうございました!


はじめてやった事:線香花火を作る、売ってる線香花火が手作りと知る、線香花火に東西スタイルがある事を知る

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