音程ってなんだ!

音楽を始めたときは、音程ってよくわかりませんよね。
私見を綴っていきたいと思います。

音をあらわす共通の表現方法が欲しい

たぶん、すべてはこれに収束するのではないかと思います。
音を記録して相手に伝えたい、口頭伝承ではなく文字文化とする方法のひとつかなと思います。

音の高さは物理的には、1秒間に何回振動するかを表す周波数(Hz)で表現ができます。ただ、人に音を伝えるときに、最初は440Hzの音と弾いて、次は880Hzの音を弾いて・・・、と言っても正直難しいです。

その代わり、現代ではドレミという音名を使って相手に伝えますね。

クラシックともいわれる西洋音楽が広くいきわたったのも、
体系的な音楽理論(≒共通の表現方法)としてまとめられていて、
伝えやすさ(≒譜面)もあったことが関係しているかと思います。

音の名前が決まれば、次はそれぞれの関係性を表現したくなります。
そこで音程という考え方がでてきます。

距離はメートル(m)とか、重さはグラム(g)などで表現しますね
音の場合は音程という風に感じます

(12音階とかキーとか半音全音とかの説明はとりあえずすっとばして)
”ド”と”ミ”の間の音の高低差を長3度と呼びますし、”ファ”と”ラ”の間の音の高低差も長3度と呼びます。お互い違う音名同士ですけど、その間の高低差は同じ長3度としてくくって表現できることになります。

これは、関係性が同じ場合であれば、同じ音程の呼び方でOKなので、いちいいちドとミの関係とか言わなくても、長3度の関係というだけなので楽です。

こうしてもろもろあって、長い年月をかけて色々な作曲家が面白い曲を作るために、アイデアや工夫を音楽に盛り込んでいきました。
そこから共通点を抜き出し、共通の表現方法で記録することで、巨大な音楽理論という知識の集積が築かれてきたのですかね。。。ひも解くのはめっちゃ大変だと思います。。。

まとめ

音を伝える、曲を伝えるための方法として、音程という考え方があると思います。
ギターを弾く場合、奏法などのテクニックに話題が集中しがちと感じておりますが、音楽そのものに目を向けてみるのも、より音楽を楽しむためにオススメです!!

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