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35.ニート時代のはなし(NZの旅 人物編)

約3週間の旅で、本当にたくさんの出会いがありました。

ニュージーランドへは仁川空港経由で行きました。
仁川空港まで隣に座っていたのは韓国の若い女性でした。
5年前にDuncanさんにそうしたように、
「Nice to meet you . Are you traveling now ?」と聞いてみました。

彼女の名前はマドンナ(イングリッシュネーム)。
『よくそんなイングリッシュネームにしたなぁ』と思ったのはここだけの話です(笑)

北海道で一人旅をした帰りとのことだったので、どこで何をされたのかを一通り伺った後、話題は韓国のことになりました。
しかし、残念ながら僕は韓国に行ったことがなく、しかもあまり韓国の知識がなかったので、ちょうどその時に流行っていた冬のソナタの話をしました。
オカンがはまっていて、ペ・ヨンジュンの大ファンだということを。
すると、彼女が「知っている韓国語はありますか?」と聞いてきたので、
「サランヘヨ(あなたを愛しています)」
と答えたら、マドンナに微妙な顔をされました(笑)


仁川空港では鄭さんと髙さん夫妻(韓国は夫婦別姓)に知り合いました。

鄭さん、髙さんと一緒に(仁川空港)

流暢な日本語を話す鄭さんに
「日本語お上手ですね。勉強されたのですか?」
と尋ねると、
「私ぐらいの年齢であればみんなこれぐらい話せますよ。
 日本に統治されていましたからね」
おそらく、申し訳なさそうな顔を僕がしていたからでしょう、
「大丈夫です、私は日本も日本人も憎んでいません。
 感謝していることもたくさんありますから」
そう言って、日本統治時代の話をしてくださいました。


ニュージーランドの空港に着き、Christchurchに向かうバスの中で、大阪から来た篠原さんに会いました。
彼は一人旅をするのが趣味で、今回はバイクでニュージーランドを回ると言っていました。


篠原さんとはその後何度となくお会いさせていただきました。
自宅に泊めていただいたこともあります。
24時間以上寝ていない状態で篠原さんと飲み、ご自宅にお邪魔させていただいたのですが、シャワーを浴びさせていただいたところ、浴槽でシャワーヘッドを持ったまま寝てしまい、その様子を篠原さんに激写されてmixiに『火曜サスペンス劇場』というタイトルで投稿されたこともありました(笑)

スクリーンショット (150)

篠原さん、今もどこか旅に出られているかもしれません。


Nelsonの1泊目で同じ部屋だった日村さん。

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下関市役所を退職後、一人旅をされるようになったそうです。
メーカー時代に下関市にごみ処理プラントの見積もり設計を出しに行ったことや、日本縦断の旅で下関でフグを食べた話をしました。

そこまで旅行好きではない奥様は、日村さんが一人旅をされている間はご自宅で留守番をされているとのことでした。
その間一人で自宅で過ごす時間が良いのだとか。
リタイアしてから夫婦で旅行されている姿をよく見ますが、そんな形もあるのだなぁと思いました。


Tasman湾でのシーカヤックのガイドをしてくれたHaroldさん。

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僕以外は2組のカップルでしたので、Haroldさんとカヤックに乗りました。
ガイドだけあって推進力は半端なく、かつニュージーランドやマオリ族の話を伺えたのでラッキーでした。

ただ、この写真を撮ってから疲れ果てたドイツ人カップルの女性と入れ替わり、帰りは疲れ果てたドイツ人男性との二人乗りになりました。
帰りは会話はほぼなく、シーカヤックのトレーニングになりました(笑)


Nelsonでの2泊目に同じ部屋だったデンマーク人カップルのChrischanさんとSarahさん。

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アツアツのカップルで時々目のやり場に困りました(笑)
デンマークのことをいろいろと教えてくれました。
看護士をされていたSarahさんが、2カ月間もの長期休暇を取れることに驚きました。
おそらく日本ではあり得ないでしょうね。


Mahinapuaで開催された仮装パーティー

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みんなはパーティー前に立ち寄ったホームセンターでいろいろ小道具を買っていましたが、僕は同じ部屋になった女性陣が買っていた黒のごみ袋をいただいてまわしをつくり、上着を脱いだだけでした。

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日本人は僕だけだったので、日本代表のつもりで力士をし、適当に土俵入りのパフォーマンスをしました。
雲龍型でも、不知火型でもない土俵入りだったと思いますが、誰も正解を知らないので(笑)、自信満々の様子でやったところ、大いに盛り上がりました。


Queentownの宿で2週間ぶりに日本人に会いました。

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宿で掃除のバイトをしていたシン、仲間3人で来ていた不二子、課長、愛人、ドラミ(全てあだ名)と夜遅くまで大いに盛り上がりました。


日本に帰国する前夜、Christchurchの宿で会った、さき、ゆか、たけし、いたる、ゆうきを誘って夕食を一緒に食べに行きました。

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微妙な味でした(笑)
みんな元気にしてるかなぁ。


その他、世界各国から集まったKiwiバスの仲間たち。

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愉快な連中でした。

そしてあと一人、6日間ずっと一緒に過ごしたSunnyとの話は恋愛編で。

出会いは人生の宝物です。

(つづく)


次のはなし
36.ニート時代のはなし(NZの旅 恋愛編)
https://note.com/totoro0129/n/n4a55c5c4b364


<0.プロローグと目次>
https://note.com/totoro0129/n/n02a6e2bda09f

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