#185 「推し短歌」といふものをしてみむ
わたしの「推し」は今更説明する必要もないでしょうが「アルビレックス新潟」でございます。応援しているマイクラブ。個別に選手推しはしていないのでこれも一種の「箱推し」でしょうか。
さて、今回のnoteによる投稿企画「推し短歌」に参加するために、私の「推し」であるアルビレックス新潟に関する「推し短歌」を2首詠んでみました。(そういえば「詠む」と言う字は松田詠太郎の「詠」であるなぁ)
まずは1首目。
「アイシテル」故郷に言う日が来ようとは今日も通うよ大白鳥へ
アルビレックス新潟のサポーターによる最も有名なチャント(応援歌)と言えば、「アイシテルニイガタ」でしょう。このチャントはUNICORNの「I’M A LOSER」を原曲にしており、敢えて敗者の歌の歌詞を変えて応援歌に採用するという逆転の戦術に基づいています。
このチャントの最後のフレーズ「アイシテルニイガタ」。アルビレックス新潟のサポーターでなければ、自分の故郷の地名を「愛している」と叫ぶ機会はなかったでしょう。そんな点について詠んでみました。
次に2首目はコチラ。
一週間仕事のヤル気左右するアルビレックス勝つか負けるか
これもまた推し活の心理。Jリーグの試合はシーズン中、ほぼ1週間に1試合あります。その週末の試合で勝つか負けるかは、翌週の仕事へのモチベーションに影響します。勝つと、翌週のローカル番組やクラブの配信動画、サッカー系のYouTubeなどで、推しのチームが勝ったことを何度も確認し、楽しい1週間が続きます。負けると、ほぼ一切見ないわけではありませんが、週の半ばまで立ち直れません。こうしたサポーターの心理について詠んでみました。
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