見出し画像

「何べん言っても言うことを聞かない。」を解決する方法【子育て】

45歳からの「これでいいのかな?」が「これが面白い!」に自然と整うお手伝い、スキップコーチのみさです。

我が家のリビングにはゴミ箱があります。

子供達はゴミ箱にゴミを・・・入れません。投げます。しかも遠くから。

ポーーーーイ!・・・入らん。
また、ポーーーーーーーイ。・・・やっぱり入らん。

で、結果、床は玉入れの終了笛がなったような感じになります。

ゴミ箱を中心に周りに丸めティッシュがバラバラバラバラ。

怒らないのか、って?

何度も何度も何度も何度も怒りましたし、時には投げ返したりして、笑いを誘って柔らかく注意もしました。が、絶対に遠くから投げるのをやめない。

「こら!ゴミはゴミ箱に入れなさい!!!!」

私が何べん言っても、子供は投げました。(そして、入らない)

はあ。最後は根負けして諦めました。(私、相当イライラしてました。なんで私がゴミを拾わなきゃいけないんだ、ってとっても腹立たしかったです)


ですが、「この何べん言ってもやめない or やらない」に、ある対応方法を試したところ、なんとなーく、ゴミ箱にごみを捨てくれるようになったんです。

それはアドラー心理学でいうところの

「注目しない」

でした。

私はゴミをゴミ箱に捨ててほしかった。こんなの生活の基本中の基本だから、捨てない子供たちにビシッと注意してバシッとしつけないと、時には体罰もありかも!なんなら、体罰じゃなくて「おやつ抜き」なんてペナルティでも使って分からせないと。

って思ってました。

これを放置したら、しつけができない親と、なってない子供になっちゃうんじゃないか、というコワさもありました。だから、ギャンギャン言わないと、くらいに思ってました。

でも。

言えば言うほど、「うるさい!」みたいになりました。
もめるばかりで、ゴミはゴミ箱に入らなかったんです。

これ、私が言えば言うほど、「ゴミ箱に投げる」「ゴミ箱の周りにゴミが散らばる」ことに注目が集まることになってました。

だから、そうではなくて、スルーで。ゴミを投げること、ゴミ箱に入らないこと、をスルーする。注目しなかったんです。注目を与えなかったんです。

そして、まれに、ごくまれにゴミが入った時のみ、

「ゴミ箱に入ったねー」

と言って注目しました

============
ゴミ箱にゴミが入らなかった → スルー
ゴミ箱にゴミが入った → 「入りました~」と注目する
============

我が家はこれで、すこーし改善しました。


「ここが悪い!しっかり正さなくては!!」

と思わなくても大丈夫。言わなくても、後から子供が気づいたり、本当は悪いと知りつつ、いや、悪いからこそやってる、なんてこともあるかもしれません。

(結局、我が家は猫を飼い始めた途端に解決しました。猫がゴミで遊ぶから。ゴミ箱にきちんと捨てるようになりました。猫がうちに来た直後から、その瞬間から変わりました。即、ですよ。なんだ、できるやん。やらなかっただけだったんです。)

大丈夫、大丈夫。スルー(注目を与えない)って意外とパワーありますよ。


もし、そうかな?と思ったら、スルー(注目を与えない)を試してみてくださいね。

********
アドラー心理学を勉強中です。2月に「ELM(エルム)講座」を開講します。良い講座なんですよ~。どうぞお楽しみに!
********


お読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?