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あなたはこの話をどう思いますか。〜障害を持って産まれた子に対して〜

SNSで以前、このような内容の投稿を見ました。

『産まれた時の子供の顔に違和感を感じた。ダウン症と診断され、絶望に陥り何度も死にたいと思った。私が育てられるわけないと。。。でも日々育てていくうちに可愛くて仕方ない子になった。』

私はこれをみて、率直に思った感想があります。

【無事産まれてきた子供にとても失礼だ】
どんな子も、無事産まれてきてくれただけでも奇跡なのに障害や持病があると分かったら絶望するという意味がわからない。頑張って産まれてきたのに、産まれてすぐ親に絶望される子供の身になってみろ。親は悪くないし、子供も悪くない。無事産まれてくれればそれで充分ではないか。

こんな風に思いました。
もっと正直に思ったことを言うとすれば、
【良い話風に書いてるけど子供に対して最低だよな。】と思いました。

頑張って産まれてきたら親に絶望され、自分の姿と障害のせいで親が死にたいと言う。

こんなのあんまりじゃないですか。
失礼極まりないですよ子供に対して。

そして、私のこの意見に対して、こんな事を言ってきた方がいました。



『自分の子供が障害って受け止めるのがどれだけ大変か分かってないからそんな事言えるんだ』



あなたはこの言葉をどう思いますか??

私は、絶句しました。
何故、我が子のありのままを受け入れることに対し『大変』と思えるのか。
大変なわけがない。周りと変わらないじゃないか、みんな同じ人間だ。

生命の誕生なんていつ何があるかわからない。最初から最後まで常にリスクと緊張がつきまとうものだ。子供を作った時点で、産むと決めた時点で、色々なリスクや可能性を考え覚悟するべきなんだ。その覚悟が出来ていないからショックを受けるのであろう。全くショック受けることなんかじゃ無いし、産まれてきてくれたことにまず感謝を唱えるべきだ。
私なら、どんな姿でも障害を持っていても、逆に大変な中で無事産まれて来てくれた事に感謝する。そして、『何があってもパパとママで守る。』そう約束をしたい。

産まれてすぐ、命の危険がある病気や障害を患っている事が判明したらそれは動揺はすると思う。そして、ショックも受けるであろう。
ただそのショックは、子供にじゃない。
子供と一緒に過ごせる時間が短いかもしれないと言う事に対する寂しさであり、恐怖だ。

でも決してそのショックや不安は子供に見せてはならないと思っている。本人は頑張って産まれてきてくれた。それがもう幸せなのだ。


さあ。
あなたはこの話を聞いて何を思いましたか。
そして、あなただったら、どう考えますか


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