『新しい恋』

「見つけた」
と、彼女の声がした方を見やれば
名も知らぬ君がいた。

その微笑みに
その髪の香りに
その立ち居振る舞いに
彼女を見た。

君は僕を知っているのか
僕の名を呼ぶ。
そうしてまた恋をする。


〜解説のようなもの〜

創作の世界ではよく、男性が女性の変化に気づかず怒らせてしまう、という展開が見られます。
実際僕も女性の変化に気づかないことはあります。
ですがほとんどの場合は気づいても口に出せず、また新しい恋をしているのです。

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