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新卒のワトソン2 株式会社プラリアその①

第一話   株式会社プラリア

   ⑴

 車窓から見える景色を眺めながら私は深呼吸をする。今日は株式会社プラリアの選考の日。コンディションは悪くない。今日こそは絶対に内定を取らねば。
 ふと対面の席に目を向けると、私と同じようにリクルートスーツに身を包んだ女の子が見えた。ただその見た目は私とは全く違っていた。日光に照らされたロングヘアーは金色に輝いて見える。流石に金髪ということはないだろうが、色素が薄いのだろう。送風機の風にふわりふわりと揺れる髪の毛。ここまで良い香りが漂ってきそうだ。
 そして彼女はそんな綺麗な髪を持つに相応しい整った顔をしていた。目は閉じているが、その長い睫毛がバチバチと存在感を放っている。透き通るように真っ白な肌。その雪原に聳える細くまっすぐな鼻は、まるで芸術家が彫刻刀で整えたかのようだ。そして唇はふっくら、半開きで輝かしいよだれが……。
 そこまで見て私は驚いた。鼻までは良かった。それなのに、そこまで築き上げた美をぶち壊すように口が半開き。しかもよだれが唇から顎にかけて滴っている。パーツとしては口も整っているはずなのに、どうして開けてしまうのか。口を開けて寝るようなタイプの女の子じゃないだろう、あなたは! 
 「ごごっ」
 しまいにはいびきまでかいている。時刻は十時前。通勤通学ラッシュでもランチタイムでもない時間のため乗客こそいないが、そんな無防備を家以外の場所で晒すのはいかがなものか。
 それにしても……。
 彼女の姿が気になった。以前株式会社プラリアの月野さんも言っていたが就活生はスーツの着こなしでわかる。スーツで働く社会人とは明らかに異質な雰囲気を放っているのだ。それはスーツ自体の真新しさやサイズ感、姿勢などから伝わってくるのだろう。 
 そして私の眼に映る彼女も明らかに就活生だった。耳の痛い話だが月野さんの言っていたように既に七月。就活の第一部はクライマックスを迎えようとしている。あまり就活生を見かけなくなった今、同じ電車に乗り合わせることも珍しい。
 きっと彼女も就活が上手くいってないんだな……。頑張って内定をゲットしてくれ。
 ノー内定の自分のことを棚に上げて私は彼女の武運を祈った。しかし就活においてはルックスが八割という説も飛び交う中で、こんなに可愛い子でも満足のいく内定が取れないとはどういうことなのか。このルックスのプラスを消し飛ばすほどに内面が終わっているとか? 全く想像ができないが。
 そんなことを考えていると、「まもなく~」と車掌のアナウンスが入る。次が目的の駅だ。面接会場であるビルは駅から十分ほどの場所にあるらしい。
 面接は十一時開始。余裕を持って出てきたが、予想以上に早く着きそうだ。
 私は鞄をチェックする。油断大敵。こういう時間に余裕があり、心にも余裕がある時こそ一番気をつけなければならない。以前も面接直前に電車の中で携帯と財布を落とし、面接どころではなくなったことがあった。
 財布よし。携帯よし。印鑑よし。筆記用具よし。ハンカチよし。ESは……よし。にしても、なんだこのESは。カラフルな水玉が至る所に散りばめられた奇抜すぎる用紙は、変な所で奇を衒い他社との差別化を図ろうとする中小企業あるあるなのだろうか。たとえ面接が上手くいったとしても今度はこの会社で大丈夫だろうかと心配になるパターンだ。
 ちょうどその時、電車に強いブレーキが掛かった。もう目的の駅に止まる寸前なのだろう。ちょうど腰をあげた所にブレーキの勢いが重なって私は少しよろけた。よろけて低い姿勢になった時に、彼女の足元に置いてあった鞄に目がいった。
 鞄は彼女の足元に邪魔にならないよう立て掛けてあった。何も変わったことはない、普通の鞄だ。ただ、その鞄の僅かに開いた隙間からはみ出ているものは普通ではなかった。
 カラフルな水玉模様に彩られた用紙。
 この紙はつい先程も目にした、私の鞄の中にも入っているものではないだろうか。いや、そうに決まっている。こんなカラフルな水玉模様の用紙なんてそうそうない。
 つまり、この子も私と同じようにプラリアを受けにきた就活生なのか。だとすれば、私と同じようにこの駅で降りなければならないはず。彼女はぐっすりと寝息を立てている。
 完全に駅に停車した瞬間、私は躊躇することなく彼女の肩を叩いた。間違っていたなら謝ればいいだけのことだ。ただ、もし彼女がプラリア志望の就活生であったなら取り返しのつかないことになってしまう。
 「間違っていたらごめんなさい。あなた、プラリアを受けに行くんじゃありませんか?」
 私の揺さぶりに彼女はゆっくりと目を開けた。
 「ふああ?」
 まだ寝ぼけているのか。悠長極まりないことに、彼女はあくび混じりの疑問符を投げかけてきた。
 プシューと音を立てて扉が開く。私も一気に焦りを覚えた。
 「だから! あなたプラリアを受けにきた方じゃないですか? もう駅に着きましたよ」
 「えっ」
 彼女の目は大きく見開かれた。私の想像通り、ぱっちり二重で輝いた瞳だ。彼女は車窓から外を見渡し、目的の駅だということに気が付いたらしい。慌てて鞄を持って立ち上がる。
 良かった。やっぱり同じ就活生だったのだ。私も電車を降り、振り返る。慌てふためいた彼女も下車に何とか間に合った。
 ――と思ったのも束の間。彼女の鞄からカラフルな用紙がひらりと舞い、車内に戻る。
 「あっ! あなた! あれ! エントリーシート!」
 慌てて指を差す私に気付き、彼女も振り返って車内に戻る。ESを忘れては会場に辿り着いたとしても面接は受けられないだろう。
 必死に捕まえようとする彼女を尻目にカラフルな紙はまるで蝶のようにひらひらと宙を舞う。彼女の腕が空を切るたびに、起こる風がESのダンスを一層激しいものにする。
 「ちょっと! 何やってるのよ」
 何も考えてはいなかった。完全に無意識だった。私は手助けをしようと車内に踏み出してしまっていた。
 狙い撃ちだ! 彼女の手をするりと抜け、上昇気流に乗る色彩。それはまるで生き物のように動いているが、生き物ではない。そう、焦ることなかれなのだ。冷静になれば、冷静にさえなれば……冷静に一撃で……。
 「たあぁっ!」
 真剣白刃取り! ならぬ真剣色紙取り!
 私は両手で華麗にESを捉えた。
 「凄い!」
 彼女が初めて私に笑顔を見せた。やはり、すごく可愛らしい子だった。その笑顔に少し照れ、所在を失った右手を髪にやろうとしたその時。
 プシュー、と嫌な音がした。
 「あっ!」
 私の声と視線に彼女が振り返り、全く同じように「あっ!」と叫んだ。
 扉は完全に閉じ、電車はゆっくり動き出し始めていた。慌てて駆け寄って、何の意味があるのかそっと間に指を捩じ込もうとしてしまった。言うまでもなくそんなことで一度閉まった扉が開くはずもない。
 ESがなくては会場に辿り着いたとしても面接は受けられない。その逆で会場に辿り着けなければ、ESを持っていたとしても面接は受けられない。何という本末転倒だ。私はその場に崩れ落ちた。
 何で私はまた電車に乗り込んでしまったのか。しかし私が乗り込まなければ彼女は……。
 仕方ない。仕方ないのはわかるが、その落胆は凄まじいものだった。普通ではない特殊な出会い方をした会社だったからか、少しばかり、いや実際はかなり期待していたことを思い知る。
 「乗り遅れ、じゃなかった。降り遅れてしまいましたね」
 彼女がえへへと笑った。
 「どうしてえへへなんて笑えるの……。私はもう、しばらく立ち直れないよ」
 がっくりと項垂れ、溜め息を吐く私を見て、彼女は首を傾げた。
 「どうしてですか? 次の駅から直接面接会場に向かえばいいんじゃないですか?」
 はっとした。私達の乗るこの電車は特急電車だ。先ほど降り損じた面接会場の最寄駅から、次の駅まではかなり遠い。しかも特急電車は一時間に一本か二本しか走っていない。次の駅で降りて、いつ来るかわからない逆方向の電車に乗り換え、最寄り駅に戻るというやり方は時間的にシビアかもしれないが、次の駅からタクシーなどを使って、直接面接会場に向かうならば。
 数十秒、思考を巡らせその可能性に賭けるしかないことに至る。
 「そうだね。あなたの言う通りだわ! 次の駅から急いで会場まで向かう。それしかないね!」
 彼女はにっこりと微笑んだ。そこで初めて、お互いに名前も知らないことに気が付いた。
 「あ、ごめんね。バタバタしてて名前も言ってなかった。私、花村富和。よろしくね」
 「ああ、ごめんなさい。私は麻倉ゆめみと申します。さっきは助けてくれてありがとうございました」
 「麻倉さんは今年二十二歳?」
 「はい。そうです」
 「だったら私と同い年だ。敬語使わなくて大丈夫だよ。同じ就活生同士仲良く頑張ろう!」
 そこから次の駅までの僅かな時間、私達はお互いのことを色々と話した。
 話したテーマは大きく二つ。まず最初に、内定の有無について。どうやら麻倉さんも私同様まだ内定を持っていないらしい。私だったら初対面の就活生にノー内定の告白をするのはなかなかに自尊心を消耗するが、彼女は特段気にしていない様子で、「いけない。私ったらお塩と砂糖間違えちゃったわ」くらいの感じで笑っていた。
 「私、朝が弱くて。だからこれまでの面接は全部寝坊して落ちちゃったんだ。これじゃまずいと思って今日はちゃんと早寝して、ちゃんと面接に間に合う時間に起きたんだよ。へへへ」
 いや、それで笑っていられるのはどうなのだ。就活も終盤に差し掛かってきているこの七月に。そう聞けば最寄り駅に停車する直前、口を開けてよだれを垂らしながら寝ていた姿にも納得できる。
 ただ逆に考えると、寝坊もせずに真面目に面接を受けてきて落ちまくっている自分はどうなのだと恥ずかしくなり、つっこむはやめておいた。
 二つめに株式会社プラリアについて。私はたまたま立ち寄った本屋で、たまたま興味もないミステリコーナーにいたら、たまたま声を掛けられるというキングオブ偶然の応募パターンとなってしまったが、麻倉さんはそうではないらしい。
 「私はゼミの先生からこの会社を教えてもらったの。元々、うちの先生とプラリアの社長さんが知り合いだったみたい」
 そのパターンもかなり珍しいような気がする。ただ同じ珍しいにしても私と麻倉さんとではアドバンテージが大きく異なっているだろう。社長の娘であれば取引先の会社にコネで入ることができるなんて噂を耳にしたことがあるが、麻倉さんのパターンは似ているような気がする。知り合いであるならば、きっとゼミの先生もプラリアの社長に麻倉さんを売り込んでいるだろう。
 そんな話を聞いてちょっとテンションが下がった辺りで、電車は次の駅に着いた。降りて逆方向の電車の時刻表を確認するが、やはりしばらくは来ないようだ。お金はかかってしまうが、この駅からタクシーで直接、面接会場に向かうしかない。
 時刻は十時十分。面接開始は十一時だからまだ五十分ある。特急電車での一区間分は長いが、タクシーで直行すればそこまでの時間は掛からないだろう。時間に余裕を持って家を出てきて良かった。最寄り駅で降りられなかった時は絶望したが、どうやら就活の神様は私に微笑んでくれているらしい。
 一度も来たことがない駅。辺りを見渡せば、ホームからは雑草がまばらに生えた空き地がたくさん見える。なんとなくでしか知らなかったが、実際に来てみるとやっぱり田舎だ。
 特急が止まる駅なので小さくはなかったが、迷うような構造でもない。すぐに駅舎を出てタクシー乗り場を見渡す。無駄にだだっ広いロータリーには小さなバス停と塗装の剥げた古いベンチ。あとは何もない。なんなら広すぎるくらいのロータリーなのに車の一台もいない。
 何となく嫌な予感がした。私には霊能力も超能力も勿論ないし、他に特筆すべき取り柄もないが、嫌な予感だけはよく当たった。だから漠然とではあるが、この状況はまずいような気がする。
 「タクシー見当たらないね。少し待ってれば来るかな」
 「いや、ちょっと駅員さんに聞いてみよう」
 改札に戻り、駅務室の中でたった一人座っているおじいちゃんに声を掛けた。駅員さんっぽい格好をしていないが、田舎の駅ならこんな感じなのだろうか。
 「すみません」
 「………」
 おじいの駅員さんは虚空を見つめている。大丈夫か、この人。
 「すみません! ちょっとお尋ねしたいのですが!」
 「ああ、はいはい。汽車に乗りたい人はね、まず、そこでお金、これは紙でも銭っころでもどっちでもええです。そのお金をそこの、何て言うんかな。ロボっちゅうんか、メカっちゅうんか、それはお嬢ちゃんの方が詳しかろうなぁ。そいつに入れてやったらどこまで行きたいかっちゅう、これはまぁ駅ですわな。この先の……」
 「いや、電車の乗り方ではなくて!」
 突然、電源がオンになったかのようにペラペラと話し始めたので、驚いてつっこむのが遅れてしまった。親切といえば親切かもしれないが野暮すぎないか。紙やら銭やらロボやらメカやら、そこからの説明が必要な人がこの駅にはしょっちゅう来るのだろうか。
 「タクシーなんですけど! この駅ってこの時間帯タクシーいますか?」
 「ん? 何だって?」
 「タクシー!」
 「卓司? 卓司ってのはうちの親父の名前やなぁ」
 「たくし、じゃなくて! タクシーです! 乗り物の! ブーンってやつ!」
 「ああ、はっはっは。ここは汽車の乗り場よ、お嬢ちゃん。タクシーは線路は走らんけんな」
 ハンドルを回すジェスチャーまで入れてやっとタクシーを理解させたのに、全く話が進まない。こうしてる間にも刻一刻と時間は進んでいる。
 困惑していると、駅務室の奥の扉が開いた。出てきたのはまさに駅員さんの格好をしたザ・駅員さん。
 「あのっ! すみません! 今こちらの駅員さんにお尋ねしてたんですけど、ちょっとよくわからないみたいで!」
 「ああ、えっとそちらの方は駅員さんじゃなくて道に迷ってある方です」
 道に迷ってたおじいちゃんかよ! なんで駅員さんよろしく堂々と私達に説明してたんだ。
 どうして切羽詰まった時に限ってこんなことが起こってしまうのか。でも嘆いている場合じゃない。
 「すみません! 私達ちょっと急いでまして! タクシーに乗りたいんですが」
 私の鬼気迫る表情が伝わったのか、駅員さんも一瞬真剣な顔をして、眉尻を下げた。
 「平日のこの時間帯はなかなか駅にタクシーは来ませんよ。元がこういった駅ですからねぇ。ちなみにどちらの方面に向かう予定ですか?」
 「こ、ここです!」
 地図と住所を印刷した紙を見せると、駅員さんは「ああ」と頷いた。
 「ここだったら同じ方面のバスが出てるんでそっちに乗った方が早いかもしれませんよ。ちょっとこの場所は大通りから離れてるみたいなので最寄りのバス停からは歩くことになっちゃうかもしれませんけどね。ちょうどバスだったらほら。あそこに来ているバスがそっち方面ですし」
 駅員さんが指差す方向。先程まで私達が佇んでいた寂れたロータリーにバスが一台停まっている。ここでタクシーを待つよりも今行ける場所までゆっくりでも進んだ方がいいのではないか。迷っている暇はなかった。
 「麻倉さん! あのバスに乗ろう! 駅員さんありがとうございました!」
 頭を下げて走り出す私達に、後ろから降りるべきバス停を伝える駅員さんの声がした。
 貸切状態のバスに二人で乗り込んで一息つく。他にお客が見当たらないからか、私達が乗り込むとバスはすぐに発車した。
 「なんとか乗れたね。よかったよかった」
 ぐーっと伸びをしながら、爽やかに微笑む麻倉さん。薄々感じてはいたが麻倉さんはかなりの楽天家のようだ。
 「いやいや、まだ安心できるってわけじゃないよ。タクシーだったらピンポイントに目的地まで一直線だから間違いなく間に合ったんだろうけど、バスはバス停で止まっちゃうし、着いてもある程度の場所までしか行かないし。駅員さんの言ってた私達が降りるバス停から会場までどのくらい離れているか、そこが一番肝心なところだよ」
 慌てていたからか鼓動が激しい。普段の運動不足を自らの肉体から責められているようで、余計にげんなりする。
 ゆっくり深呼吸をしながら景色に目をやる。俗に言う『外回り』だろうか。ジャケットとビジネスバッグを片手にキビキビと歩くビジネスマンがちらほら見受けられた。
 私も来年の今頃、あんな風に仕事ができているのだろうか。就活が始まる直前まではまだまだ悠々自適な大学生でいたいと憂鬱な気分だったが、あまりに内定が貰えなさすぎて今となってはお願いします働かせて下さいと土下座したいくらいの心変わりを見せている。
 今日の面接がもし駄目なら、私の持ち駒はゼロになってしまう。そうなればさらに絶望的だ。
 私はゆっくり目を閉じ、両手を握り合わせた。
 神様、どうにか今日の面接をお願いします。合格させてくれなんて贅沢なことは言いません。とりあえず面接だけでも受けさせて下さい。今日からちゃんと早起きします。お母さんのお手伝いもしますし、お父さんの雑学ひけらかしもちゃんと笑顔で聞きますし、妹から勝手に物を持ち出されても、怒りません。だからお願いします。受けることもできないなんて諦めようにも諦め切れません。私のこの熱意を評価して下さい。そして、すみません。やっぱり出来れば内定もください。
 これでもかと言うくらい祈りに祈って、景色に目を戻すと先程までとは打って変わって土砂降りになっていた。まるであまりにも都合の良過ぎる私のお願いに神様がお怒りになっているかのようだ。すみません、神様。内定はどうにか自分で勝ち取りますから、怒らないで下さい。
 「雨降って来ちゃったね。あと三十分か」
麻倉さんが私と同じように外を眺めて呟いた。時計に目をやると時刻は十時二十五分。バスに乗っておよそ十分経ったようだが、一向に目的地は見えない。
 普段であれば早めに目的地周辺に着いておいて、近くのカフェで面接の予習をする所なのだが、今回は着いてからあーだこーだやっている時間はなさそうだ。ならばこのバスの中で予習を進めていなければならない。何とか時間に間に合ったのに、慌てていて予習をしてなかったから面接がぼろぼろでした、じゃ意味がない。私は鞄からESの写しを取り出し、書き込んだ内容を反芻し始めた。

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