梁山泊訪問記(平成31年)その2

 次の日は9時頃起床。4時間しか寝てないので、めちゃめちゃ眠い。バナナを食べてから、みんなでみろく庵に行くことになる。途中、シナトラ君が腹痛になるというアクシデントがあったものの、何とか到着。入口には、既に長い行列ができていた。 

旅行記(4-6)


 先遣隊として山路君が並んでくれたので、総勢9名の大所帯にもかかわらず待ち時間0分で入ることができた。ところが、ことはそうスムーズに運ばない。まず、注文した肉豆腐定食がなかなか来ない。それに加え、この日は寒かったのに、立て付けが悪いのか単に古いだけなのか知らないが入り口の扉がちゃんと閉まらず、しょっちゅう外から寒風が吹き込んでくる(ちなみに、一番の被害者は井上さんでした)。
 ようやく定食が運ばれてきたのは、入店してから40分ほどたった頃だろうか。ここで私には、更なる不運が訪れる。みんなと同じものを頼んだのに、一人だけ運ばれてこないのだ(笑)。やはり、日頃の行いが悪いせいなのか?まあ、確かに店員はみなてんてこ舞いだったとは思うが、それにしてもなあ。まあ、二度と行くことはない(というか、行けない)から別にいいんだけど。

 みろく庵を出てから、今度は詰工房へ。ただ、とにかく眠い。Tさんには申し訳ないが、「春霞賞」の作品を並べているときは半分寝ていたような気がする。(正直言って、作品自体も目の覚めるようなものは皆無だった)
 ここで相馬君や會場君と久々の再会。あと、いりす君とも初めて会った。 

旅行記(4-7)


(左が「合駒大好き」いりす君で、右が「プロブレム大好き」シナトラ君)

 工房は5時に終わって、それから近くの居酒屋へという、お決まりのコース。20人という大所帯だったが、何とか2件目で入ることができた。 

旅行記(4-8)


(中央が芹田さん。谷川賞を受賞されてご機嫌でした) 

旅行記(4-9)


(解答王は、ここでも貫禄十分)

ここには7時頃までいて、それから海老名へ戻る。このとき、會場君も一緒に来てくれることになった。これはラッキーだ!
 梁山泊に戻ると、何故かプルーフゲーム大会となる。シナトラ君に加え、馬屋原や太刀岡君まで、ほんの10分かそこらで新作を次々と作ってはお互いに潰し合うという、殆ど想像もしなかった展開に。もしかしたら、これから彼らはレトロ作家になってしまうのかもしれないが、私のせいじゃないからね(笑)。
 9時頃、私が運び込んだ青森の地酒「雪中八甲田」の封を切ると、飲む毎に會場君が壊れていく。いくつか例を挙げておくと、

(episode 1)
太刀岡君相手に、盛んに留年を勧める。確か、しみじみと「進級しないということが、いいんですねえ」とか言ってたような気がする(笑)。

(episode 2)
太刀岡君のグラスにはまだ酒が2/3ほど入っているのに、「もう空じゃないですか」と言って注ごうとする。太刀岡君が「まだ入っていますから」と断ると「透明なので、入っているのが全然見えなかった」だって(笑)。

 こうしてみると、最大の被害者は太刀岡君だなあ。他にも、小池君も絡まれていたような気がする。私はこの日は2時過ぎに寝たのだが、又しても5時まで起きてた人がいるらしい。ようやるわ。
 次の日は、11時にみんなでやや早い昼ご飯を食べ、12時過ぎに解散。私はそれから3時20分の東北新幹線に乗って、6時過ぎに七戸十和田に無事到着。ああ、楽しかった!

 最後になりましたが、梁山泊のご主人、そして一緒に集まってくれた皆さんには、改めて感謝申し上げます。有り難うございました!

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