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The Nicest Albums 2018

今年も最後にまとめます。
ベルリンに居を移して1年半程、音楽を聴くという事に関しては東京にいるときのように勝手に情報が入って来ない街です。レコードショップなどは比較的多い一方、タワレコやHMVなどのCDショップがないので自分から能動的に探しに行かないとなかなか今の音楽に触れるのは難しい。唯一あるのはベルリンで一番でかい本屋 Dussman の音楽コーナー。ここがその代わりとして唯一を担っている。つまり何が言いたいかというと今年はソレをサボってしまったためにあまり新譜を聴いていないということ。

大いに反省して来年にいかさなければ。

絞りだしたアルバム(とEP)13作。
今年もありがとう。ではみなさん良いお年を!!


All Melody / Nils Frahm
今年のはじめに出た地元ベルリンをベースに活動しているニルス・フラームの新譜。こっちにきてからはこのポストクラシカルというジャンルを結構聴いてる。その街に合う音楽って言うことでいうとベルリンとポストクラシカルの相性はとてもいいと思う。マックス・リヒターもドイツだしね。前述のDussmannの売り上げランキングでもずっと上位で人気はとっても高い。


Too Slow to Disco Brasil Compiled by Ed Motta / Various Artists
アムステルダムに行った時に立ち寄ったレコードショップで掛かっていたんで思わず買ったコンピ。ブラジル音楽は初夏にピッタリ。


God's Favorite Customer / Father John Misty
ファーザー・ジョン・ミスティの新譜、あれまた出したの?去年も出してなかったっけ?って思ったけど、結構ヨーロッパにもフェスやライブで来てるし今は精力的に活動してるみたい。ただ正直これよりは、はるかに前作の“Pure Comedy”の方が好きだな。


Tranquility Base Hotel & Casino / Arctic Monkeys
久しぶりのアクモン、ただ今作は一回聴いただけじゃ複雑でつかみどころがない感じ。前作“AM”がめっちゃ売れたらしいけどアクモンで好きなのは“Suck It And See”やアレックスの映画サントラ“Submarine”あたり。今回のはその辺とも前作とも違うもので、今のとこ好きなのか、そうでもないのかまだわからないから、何回もかけてみてるという状態。


Kingdoms In Colour / Maribou State
マリブー・ステートはこのアルバムではじめまして。夏はよく聴いていたなぁと言う印象。チル系はBGMとして作業がはかどるからよくかけてる。


re:member / Ólafur Arnalds
オーラヴル・アルナルズの新作は冬のヘビロテに。地元エアウェイブスだけでなくソナーも出てて、そのどちらも会場に入りきらないほどの人気ぶり。Kiasmosの人気もすごいし、BBCのラジオで番組もやったし、いやぁ売れてるね。


Fallen Trees / Lubomyr Melnyk
12月最後に出会ったのはこれまたポストクラシカル系、ウクライナのピアニスト、ルボミール・メルニク。帯に書いてあった「世界最速のピアニスト」とはなんだと思いながら、視聴し購入決定。ほんとにこーゆうの今年はよく聴いてる。


Into the Dark (Single) / Between Mountains
エアウェイブスの個人的ベストアクトに選んだビトウィーン・マウンテンズ残念ながらアルバムはないのでこちらのシングルを、アルバムが待ち遠しいよ!


WARM / Jeff Tweedy
敬愛するWilcoのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーのソロ作。安心安定の曲オンパレード。オールタイムで聞いていく肩肘張らない感じのやつ。


ソングライン / くるり
洋楽の心の友がWilcoなら邦楽はくるり一択。今年この2組(人)が出してくれたのは嬉しい限り。ソングラインも最近の先進的くるりとは違う安定のPOPくるりの顔が見れて、あーそっちもいいよねって感じで落ち着くなぁ。


ツン×デレ / 神聖かまってちゃん
ファーストのやつ以来、久々にかまってちゃんを聴いたのでなんか懐かしかったな。とくに33才の夏休みは23才の夏休みのアンサーソングとのことで、自分も来年33才の夏を迎えるんでその辺もなんかくる、久々に同窓会で友達に会った感覚というかなんというか、とにかく元気そうでよかった。


アニメ -「宇宙よりも遠い場所」 / saya
今年はアニメをたくさん見た、その中でも特にこの“よりもい”からは毎週元気をもらいました。興味がある人はぜひ見て欲しい。やっぱり勇気と元気はいつの時代もアニメの十八番であるべきだ。それをストレートに伝えてくれる主題歌、劇中歌がとてもいい。どの曲も背中を押してくれる。


POLY LIFE MULTI SOUL / cero
今年のいや自分のオールタイムでも30枚に入る間違いなく名作!今年一番聴いたし、フジもceroのために行ったといっていいほど。ほんとーに素晴らしいよこれは!ダンスミュージック、フォーク、ブラック、そしてJPOPと色々と入っているのだろうけど、まぁとにかく勝手に身体が動いちゃう。ラストの“POLY LIFE MULTI SOUL”まで来た時にはもう最高潮!!
次も待ち遠しいがこれを超えるのほんとーに大変だと思う。


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