陳列台を廃棄したら売上が上がった?!

おはようございます!

ワクワク系・チーフエバンジェリスト
肥前 利朗(ひぜん としろう)です。


最近は寒いこともあり、
ホットアイマスクをして
寝ることにはまっています。

とても気持ちいいです。

たまにアイマスクとマスク
両方して寝ています。

このnoteでは、
私・肥前が、日々、
小阪の最も身近にいて
見聞きすること、

私自身がかつての
チェーン店長、個店経営、
ECサイト運営企業の時代に、
それぞれの現場での
経験などを通じ、

みなさんにとって
有益な情報を
お届けしていきます。

-------------------------------

このnoteのもととなっている
私のメルマガをご紹介いただく際は
こちらの無料登録ページURLを
ご紹介ください。
https://www.kosakayuji.com/yk_mm.php
※ご登録いただくと私のメルマガと
小阪裕司コラムメルマガ
(毎週水曜日お届け)
をお届けします。

--------------------------------

数ヶ月前にご入会の会員さんが

「本やYouTubeで
学んでいたつもりでしたが、
会に入ってみたら
全然違いました。
こんなに本質を学べるとは
思わなかったです。
もっとはやく入会すれば
よかったです。」
とおっしゃいました。

【商売・ビジネスの本質が学べる】
▼ワクワク系マーケティング実践会はこちら▼
https://kosakayuji.com/wakuwaku/

--------------------------------

YouTube
▼「小阪裕司の商売道場」▼
https://www.youtube.com/channel/UCtH73krTrRqmEKabaq4UPug
※チャンネル登録お願いします!

--------------------------------


私がチェーン店長としての
2店舗目に赴任した時のことです。

お店を見た第一印象で、

「陳列台や棚、陳列商品が多い、
いや、多すぎる」
と感じました。


ショッピングセンター内に
テナントとして入っている
80坪ほどのお店でしたが

店内の通路も狭く、

溢れんばかりに
商品が陳列されていました。


前任の店長や上司、
スタッフさんたちには
それが普通のようでしたが、

当時の私は
ワクワク系マーケティング実践会に
個人で入会していて

ワクワク系の
「人にフォーカス」の考え方が
入っていましたので、

「これではお客さん、
特にショッピングセンターに
一番多く来る
子ども連れのお客さんが
ゆったり店内を見られない」

と感じたのです。

物にフォーカスして
「商品が売上を作る」
と考えると、

溢れんばかりに
商品を陳列することで
それが売上になる

と考えるのも理解できます。


しかし
ワクワク系は
人にフォーカスですから、

「売上はお客さんの行動が作る」

と考えます。

商品が陳列されていても
お客さんが買うと行動しなければ
売上になりませんからね。


ですが、
こうした人にフォーカスした
考え方は当時、

上司含め社内では
理解されませんでした。

そこで私は
そのお店に赴任して1週間ほどで、
陳列台を数台廃棄しました。

お子さん連れや
カートを押したお客さんが
ゆっくり買い物できるよう
通路の幅を広く取り、

陳列台も陳列している商品点数も
削減しました。

それによって
お店に品出しできなくなった商品は
一旦バックヤードに
置くようにしました。

私が廃棄した陳列台は
棚卸し時に資産計上する
ものだったようで

あとで上司に怒られましたが(笑)、

陳列台と陳列商品を大きく減らし
通路を広くしたことで、

明らかに入店するお客さんが
増えました。


さらには
陳列台を減らして空いた
レジ横のスペースに
小さなテーブルと椅子を設置。

テーブルには
おもちゃや絵本を置き、
子どもの遊び場を作りました。

これによって
レジ周辺にいるスタッフの目の前で
お子さんが遊べるという
安心感を親御さんに持ってもらえ、

さらには
手が空いているスタッフが
積極的に子どもたちと遊ぶように
したことで、

お子さん連れの入店が増えました。


そして
こちらの意図した通り、

お子さんが遊んでいる間に
店内を見て回るママやパパ。

お客さんの滞在時間も増えました。

ママやパパは
お子さんがグズると
お買い物できませんからね。

そうした結果、
(それだけが原因ではありませんが)
ファミリーのお客さんで
あふれるお店となり、

売上もグングン
上がっていったのですが、

その根本にあるのは
ワクワク系の
「人にフォーカス」です。

物にフォーカスしていると

なぜ売上を生み出す
陳列台や商品を減らすのか、

なぜ
それらを減らしたにも関わらず
売上が上がるのか、

なかなか理解できないでしょう。


実際、
私のお店はチェーンの中で
断トツの売上と利益の伸び率
になったのですが、

上司やチェーン本部には
謎だったようです。


社内では
「肥前が行く店は売れる」
「独特の肥前ワールド」
などと言われましたが、

私としては
人にフォーカスし、
ワクワク系マーケティングを
忠実に実践していただけなのです。


「物にフォーカス」と
「人にフォーカス」の違いは
これほどまでに
大きなものですので、

このnoteを
お読みいただいている
みなさんはぜひ

ワクワク系の
「人にフォーカス」で
愉しくご商売を営んでいただきたい
と思います。


ということで、

今日のお話の理解がグッと深まる
YouTube動画がこちらです!

「売上が落ちる、たった一つの原因」
https://youtu.be/vcNPOgnTTQI
※チャンネル登録も忘れずに!

それではまた次回に。


--------------------------------
【お知らせ】

◆PHP研究所さんのYouTubeで
小阪裕司インタビュー5(最終話)が
公開されました!
ぜひご覧ください。
https://youtu.be/8VtC2-oi_ng

◆本田健さんのYouTubeで、
小阪裕司との対談動画(1時間!)が
公開されています。
期間限定!公開ですので、
ぜひお早めにご覧ください。
https://youtu.be/SLBUd1KKFwk

◆小阪裕司、伝説の講演
「招客招福の法則」収録DVD!
https://kosakayuji.com/cd_dvd.php
ワクワク系ビジネスの
楽しさが分かり、
具体的な実践法が分かる
ワクワク系マーケティングの
ダイジェスト講演です。


【追伸】

◆アマゾンで14週連続1位獲得!
小阪裕司の新刊
『「顧客消滅」時代のマーケティング』
おかげさまで現在も売れ続けています。
<アマゾンの販売ページ>
https://amzn.to/3xaiXFC
※コロナ禍でも業績を出し続けている
ワクワク系マーケティング実践会の
会員さんたちの姿を
ぜひ体感してください。

◆ワクワク系初心者向け!
2020年に出版された私の著書
『つらい仕事が天職に変わる!』
電子書籍化されました!
<アマゾンの販売ページ>
https://amzn.to/3FrgoBQ
実践の2本柱「動機づけ」「絆づくり」を
事例を交えながら
分かりやすく書いています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?