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IT業界という括りではなくビジネスパーソンとして

今日会社の人事の方とミーティングをしてきました。
普段は現場常駐なのであまり話す機会がないのですが、今後の計画や方針について一度話をしたくてセッティングしてもらいました。

その中で、今後働いていく上で大事な価値観や取り組み方についてありがたい話を聞けたのでnoteを開いて書き残そうと思った次第です。


1.チャンスに合わせられるように準備をしておく

言うまでもないですが、自分の市場価値を高めたり給料をあげていったりする為に、他人からの評価を高めていくことは必要不可欠なことです。

IT業界で評価される点としてあげられるのは
・一人称で開発できるようになる(平たくいうと一人で仕事をこなせる力)
・現場での目に見える実績
・資格の有無(立場や働き方によって必要性は変わる)
・人に見せられるアウトプット(個人で作成したシステム等)
などがあります。
※他にもあると思いますが、一例としてあげています。

だからと言ってこれらに闇雲に取り組んでいくというのは愚策だと思います。
時間が無限にあるのなら色々なものに取り組んでもいいと思いますが、人間なので時間は有限です。取捨選択をしていかなければなりません。

じゃあ何に取り組んでいけばいいのかと言うと、
「自分のキャリアの戦略を立て、その為に必要なものを準備しておく」
ことだと僕は思います。

成長する為には、簡単には乗り越えられない壁に直面することがつきものです。そして一見無理だろうと思える問題に直面したときは同時に「乗り越えることで成長ができるチャンスを得た」ということでもあります。

ここでそのチャンスをものにできるかどうかは”事前に準備をしてきているかどうか”が分かれ目になると思います。

チャンスが来て「よし!今から準備しよう!」とのんびり時間をかけていてはその機会を逃してしまうことにつながります。

かの有名なイチローも自分のタイミングでバットは振りませんよね。
「俺は俺のタイミングがあるからまだバットを振るのは早い。。」と言ってボールがミットに収まってからバットを振っていてはホームランどころがヒットも打てませんね笑。

だからこそチャンスにタイミングを合わせられるように準備をしておく。

そして、準備をするに当たって必要なのが次の項目で言う「戦略」になります。

2.時代に適した戦略を持って働く

昔はオール5の人が評価される時代であったと聞きました。
1人でどれだけの能力を持っているかが評価の軸となっていたそうです。

僕はこの時代を生きていないので実態は分かりませんが、戦後日本が強く生きていくにはオールマイティに仕事をこなせる人材が力を持ち評価されていたんだろうなと想像するに難くありません。

だけど今は時代の変化により、"個人の強み"にフォーカスされるようになって来ています。(youtuberやインフルエンサーがいい例ですね)
ある強みを持った人達が複数集まってコミュニティを形成することで仕事が得られる(生まれる)ような時代になってきているということです。

前の時代では一人で全てをこなさなければいけなかった為、全てにおいて高い能力が求められていた。だが今の時代では自分の持っている弱みは誰かの得意分野であり、協力し合い互いの長所を出し合い仕事を進めていくことの価値が高くなっている、と僕はまとめました。

だからこそこの時代をうまく生きていくには個人としての強みを持ち、伸ばしていくことが重要なポイントとなっていると実感しています。

戦略を立てて、チャンスに合わせられるように準備をすること。

僕が考える今の時代に適した戦略は
「個人としてのブランディングや付加価値の向上」
だと思います。

・自分がやれることを増やし、お客さんが喜ぶことと掛け合わせていくことで自身の価値を高めていく
・人が嫌がる仕事を率先して行う
・お客さんからの信頼を得る(納期厳守は当然)
・稼げる分野にアンテナを張り続け、どんどん価値を高めていく。
・希少価値の高いトレンドに乗っていく。
・高いアンテナを持った人とつながりを持つ。
・幅広い交友関係を持つ

などあげればいくつもあると思いますが、これらをうまく自分の強みと掛け合わせて戦略を練っていくことが必要であると思います。

3.自分の強みを知っておくこと

ここまでで、戦略を立てて個人の強みを活かして仕事をすることが大事だと伝えてきましたが、

そもそも自分の強みがわからない。

という悩みを持っている方は多いかと思います。
僕も自分自身の強みは何があるかな、と考えてみたんですがすぐに胸を張ってこれだ!と言えるものが見つかりませんでした笑。

長く生きていても、自分の強みは自分ではわかりづらいもの。
人事の方も30歳手前まで自分の強みがわからなかったそうです。
ですが今の会社の社長に「お前は話すのが絶対に得意だから」と見抜いてもらったおかげで強みを開花させることができたそうです。

この話から学んだことは
「人から教えて(引き出して)もらうことで初めて自分の本当の強みがわかる」
ということです。

これは身近で具体的に実践ができます!
自分の親しい友達3人に自分の長所を聞いてみてください!そしてその強みを受け入れて伸ばしてみてください!

もしかしたら自分が考える長所と、人から見られた時の長所が異なるかもしれません。でも当たり前ですが人から見られている印象がその人自身を表すものであるので、一度素直に受け入れて挑戦してみるのが良いかもしれません。

そこで自分だけの強みを見つけられたらあとはそれをどう伸ばしていくか戦略を立てていきましょう!!

まとめ

「戦略を立てて、個人の価値を高め、準備を怠らずキャッチアップすべきタイミングに合わせて挑戦していく」

単にIT業界で成長していく為にはどうすれば良いかという話ではなく、1人のビジネスパーソンとして成長していくことが重要だなと実感しました。組織に属する以上、相手方に価値を提供をすることが仕事であるので、やるべきことはこなしつつ自らが立てた戦略に則った下準備を意識して仕事に取り組んでいこうと思いました。

P.S.
ここまで読んでいただきありがとうございます。
読んでくださった方の何かのお役に立てればと思います。

それでは、また。

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