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商売上手な人のやり方

<答え>時流に乗る

君主、トップに求められるのは、勝てる戦争を選ぶことです。孫子は「部下に視力を尽くさせる」ことを統率の基本としています。

これは、負ける戦場に送り込み、必死にさせるという意味ではありません。勝てる戦場に送り込み、なおかつ必死に戦わせて勝利を手にすることです。

トップは、戦うことで勝利できる戦場に、部下を送り込む必要があります。


現代は作れば売れる世の中ではありません。
作れば売れる時代は、はるか昔に終わりました。
消費者が今欲しいものを作らなければ、売れません。
作るモノが変更できないなら、それを欲しい人をさらに広く探して売る時代です。

「戦上手は、なによりもまず勢いに乗ることを重視し、一人ひとりの働きに過度の期待をかけない。それゆえ、全軍の力を一つにまとめて勢いに乗ることができるのである」

「戦争の段取りは、まず将軍が君主の命を受けて軍を編成し、ついで陣を構えて敵と対峙するわけであるが、そのなかでもっともむずかしいのは、勝利の条件をつくりだすことである」


トップが厳しく判断すべきなのは、自社が時流に乗れているかです。

消費者が欲しいと思うものを作っているか。時流に乗ったビジネスをしているか、流行をつかまえているか。

これから欲しいと思われる存在を目指しているかです。
トップは勝てる戦争を選び、将軍と兵士に出撃を下す必要があります。これは、勝てる戦場を発見し、勢いに乗って勝利を収めるためなのです。

<孫子ならどうする?>
時流に乗り、流行をとらえて自社に勢いを生み出すこと

(参考文献 実践版孫子の兵法 鈴木博毅)

<感想>
昨日ニュースで、ユニクロが「蒸れにくいマスク」を夏場に向けて販売と流れていました。

さすがユニクロですね。恐らく、これはだいぶ前から世の中の動きを読み戦略を立てていたのだと思います。

そして、エアリズムなので実績があるユニクロだからこそできる戦略ともいえます。自社の強みを最大限に活かした商売。

自社の強みを生かし、時流の波にうまく乗ることができるかどうか。現代の企業や個人事業家に求められているのはこの波乗りの技術ですね。

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