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ースプロールについてー

現在、人口減少が進む中、空き家問題が加速している。
この問題に関して、人口減少や、中古住宅の流通が少ないということが問題として挙げられるが、さらに多くの原因があると考える。今回は、この空き家問題を加速させている問題について勉強したことを書いていく。
この空き家問題が加速させている原因は、先ほどの2点のほかに、未だに人口増加しているときのまちづくりを行っていることが考えられる。
例えば郊外のスプロール化や高層マンションの建設がその例だ。現在、空き家問題で住宅が多く余っているのにもかかわらず、都市の中には、高層マンションや新興住宅地が建設される。これによって、余っている住宅に対して、さらに住宅を多く供給するため、余る住宅が加速する。よって空き家問題がさらに加速している現状だと考える。
なぜ、新興住宅地が開発されてしまうのかというところは、開発を促進させる市街化区域と開発を抑制する市街化調整区域をわける線引きを設定する線引きが原因のひとつだ。この線引きは、スプロール化の対策のために制定された法律だが、うまく機能しなかった。線引きを制定する際、日本は土地の権利は所有者が優先されるため、自分の土地が市街化調整区域になることになってしまうと、自分の土地が厳しく制限を受ける。このことを恐れられ拒否されてしまうことが起きた影響で線引きは緩めに設定されたことで、現在でもスプロールが起き、都市の空洞化に繋がる。

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