私は、6年前に55才でサラリーマンをやめ、事業支援コンサルとして起業しました。
その時の悩みは、初期投資をしても収入はあるのか??の不安でした。
今回の事例は、チェーン店展開を検討中の方や起業希望者にも非常に参考になります。
◆「店舗はオフィスを借りないといけない」という常識が、「コロンブスの卵」でした。"

【初期投資を減らせれば、起業しやすい!】

がっちりマンデーから学ぶ!真似る! 2019/11/17放送
5年で100店舗以上増えてる大急増店!
事例3>店舗はバイク?抜群のお掃除力で4年で181店舗!「おそうじ革命」
キレイプロデュース社 福井社長
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2019/1117.html#b3"

<成功ポイント/工夫>
1)お掃除マニアの福井社長だからこそ、クリーニングノウハウを構築できたから

:他のハウスクリーニングのフランチャイズとの違いは、創業者が、おそうじ人(お掃除マニア)か、経営者(お掃除が好きというわけではない)ということ。
:掃除場所ごとに最適な洗剤を、福井社長自身が自分で作った。

2)フランチャイズが加盟しやすい価格設定を行ったから
★ロイヤリティがなんと定額で固定性。1か月わずか6万円。通常他社は、売上の何%で設定するが、おそうじ革命は固定制。
★バイクが渋谷広尾店。初期投資と維持経費がかからない店舗レスビジネスを確立

3)高い技術スキルが信頼を生み、リピートを獲得できるため、事前教育体制を強化構築したから
:他社は研修を1、2週間で終了するが、おそうじ革命では最短で45日間、最長だとなんと1年間
 みっちり鍛えているから腕が良くなり、リピート率が向上!

4)経費が安ければ、価格競争力が向上するから
:他社より低価格販売しても、経費が安い分、利益確保が可能。
:他社と同額で設定すれば、利益幅が向上し、フランチャイズ店も経営が安定しやすい。

<成果>
1)おそうじ革命は、お客さんのリピート率は80%以上!
2)昨年度売上は、10億6,000万円!に、急激に拡大中"

<岩井コメント>
私は6年前に、55才で早期退職して、サラリーマン生活に終止符を打ちました。
33年間のサラリーマン生活で、新規事業を50件で1000億円以上の事業を創出。会社設立だけでも20社は対応しました。
これだけ会社設立をしたのだから、起業は簡単だと感じられるかもしれませんが、全く違っていました。
まず、自分が自分の財産で初期投資をしなければいけないという決定的な違いがあります。
★お小遣いが月3万円程度の感覚からすると、100万円以上の金額は想像がつかないくらいの大絶壁でした。
解決策は、初期投資がほとんどいらないビジネス、リスクが少ないビジネスを探すことにしました。
その結果、コンサルは初期投資と言えば、パソコンとスマホ程度です。
だから、起業独立の決心がつきました。

初期投資がほとんどいらなかったので、起業後に売上を必死に稼がないといけないというプレッシャーから解放されました。
専門用語で言えば、わりと良く聞く言葉ですが、「損益分岐点が下がる(低い)」と言うことです。※下段専門用語参照
おかげ様で、焦らなかったので、良い仕事に恵まれ、6年目を迎えることができました。"

<専門用語解説>「損益分岐点が下がる、損益分岐点が低い」とは?
損益分岐点とは、どれだけ売れば赤字にならないという数字です。 よって、損益分岐点が下がるということは、より少ない売上高(販売数量)でも費用が回収でき、利益が出やすくなるということです。
ちなみに、損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率 で計算します。
限界利益率という、頭が混乱する小難しい言葉は、ざっくり言うと一般的な粗利率%でOKです。
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 粗利益(売上総利益)率(%)
つまり、固定費50万円÷粗利率50%なら損益分岐点は100万円です。
損益分岐点売上高の状態は、固定費と粗利益(売上総利益)が同じ状態なのです。

専門用語は、まずは、大雑把にイメージを掴むようにすると、少し取りつきやすくなりますね。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#45 

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