毎日連続#48 がっちりマンデーから学ぶ真似る

サイフォンは、コーヒー好きには、憧れの道具であり、一般の人も映画に出てくる品格のある店の演出で見たことがあるでしょう。
しかし、サイフォンをラーメンスープに使う発想はどこから来たのか?なぜ、考え付いたのか聞きたいですね。

【発想維新=鶏と卵の関係=コロンブスの卵】

がっちりマンデー2019年6月9日放送
月刊食堂プレゼンツ!スゴい装置で儲かる「装置レストラン」!事例2
秘密兵器はコーヒー用装置!?激ウマスープのラーメン店!
福岡の天神に「大重食堂」
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2019/0609.html#b2"

<成功の秘訣は?? 工夫したことは>
1)スープがダントツ美味しい、ゴクゴク飲みたくなるスープを開発
・サイフォンを使うことで、トビウオと羅臼昆布の香りと味が活きるようになった。

2)サイフォンを使うことで、経費削減効果があった
:通常7~12時間かかるスープ作りが、1時間半でできる。
:時間短縮により、人件費削減効果あり
:大鍋が不要になり、厨房スペースをコンパクトにでき、ハウジング経費削減効果あり
3)ターゲティング(ポジショニング分析※)の差別化ができたから。客層が拡大、女性客を取り込むことができた
:女性客が、サイフォンとギトギトした豚骨で無いため、入店しやすくなり、客層拡大で売上アップ
:豚骨ラーメン店に飽きたときに思い出す店
:サーフォンが置かれた店内は、雰囲気が良くなり、落ち着き感が増加

<成果>
・月売上600万円
・雑居ビルの1階に店を構え目立たない立地だが、平日の午前中も満席!

<岩井コメント>
「他店はサイフォンをなぜ使わないのか??」ふとした疑問が湧きました。
「働き方改革効果」、「人件費削減効果」、「省スペース化で賃借料低減効果」、いいことばかりなのに、なぜ、真似しないのでしょう。
1)同業の新たな取組への関心が低い、アンテナが低い店主が多いから
2)師匠から教わった方法が正しいと思っているから(思い込んでいるから)
3)サイフォンは。ラーメン屋で使うものではない器具と考えているから(思い込んでいるから) 
◆店の志、理念を再度考える必要性を感じます。
店主は何をしたいのか?
・「豚骨ラーメンを作りたい」のか?
・「美味しいラーメンを提供したいので、豚骨ラーメンにこだわる」のか?
・「美味しいラーメンを提供したいので、スープは色々なチャレンジし提供したい」のか?
コロナ禍で、自分を変えないといけないですね。新しい時代の流れに、自分が変化、順応しないと生き残れないですね。
知恵は無限大!コロナに負けるな。自らを変える気持ちを持って、前進あるのみ!

<専門用語解説>ポジショニングマップ、ポジショニング分析とは?
プロモーションや商品開発を行うためには、消費者がその商品の特徴をどのように認識しているのかを見える化する方法です。競合商品と比較・分析することで、市場内で強み・弱みを把握することができます。
★日本企業は、二象限のポジショニングマップ※で考えることが苦手です。
本来、ポジショニングマップは、複数作成する必要があります。達人になると、10種類以上作成できます。
基本的な一例では、
・縦軸に、味で作成すると、「あっさり系と濃厚系」
・横軸に、横軸に「だし」で作成すると「豚骨系(動物系)と昆布系(海鮮系)」となります。
このポジショニングマップを作成すると、マップが色々教えてくれます。噓のようですが本当です。毎回実感しています。テレビメモ術研修でしっかり学べます。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#48 

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