コロナ禍と都知事選

東京は日曜日に選挙だ。僕は午前中に行くつもり。新型コロナウィルスとか東京オリンピックとか、大きな問題がたくさんあるのにそこに差す希望の光のようなものは見つからない。数週間前ポストに投函された選挙公報をため息をつきながら何日も眺めた。テレビでの報道は少なく、街頭演説にも一度も出くわすこともなく、Twitterとラジオが思考の材料になっている。これまで僕が票を入れた人が都知事になったことは一度も、ない。今回もどうせ、と思ってしまうけれど、ジョン・レノンが「Imagine」のなかで歌うように「夢追い人だと君は言うかもしれないけど、僕みたいな人は一人じゃないはずだ」と強がるナイーブさをなくさないまま年老いていきたいなとずっと思っている。

いつも聴いているラジオ番組「荻上チキ Session-22」の特集「東京都知事選挙~全候補者・公開質問状から見えてくるもの」が一番自分にとっての判断材料になった。とか言いながらまだどっちにするか迷ってるんだけど。シニカルにはなりたくない。

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