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第5回 自己肯定感向上委員会③ 〜他人との比較〜

この番組は、考えたり言語化したりすることが好きな事実婚カップルのトシとミユが、恋愛や自己肯定感などちょっと真面目なことを一緒に考えているポッドキャストです。
noteではまとめ版を発信しています。


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他人との比較を手放す

世界に自分1人しか存在しないとしたら、悩みは存在しない。悩みというものは誰かの価値基準と比べてしまうから起きるものである。比較する対象があることによって、好き嫌いや正しくない行動も生まれる。

他人と比較することによって自己肯定感が上がることはない
誰かと比較して自分を卑下するのはもちろんのこと、比較することで自分の方が上だと安心したり満足したりする状態は健全ではない。



手放す方法

考え方① 人と自分は比べようがない

同じ果物が並んでいると、新鮮さや大きさを比べたくなる。しかし、いろいろな種類の果物が並んでいたらどうだろうか。どれを選ぶかで迷うことはあっても、そこに優劣をつけようとは思わないはず。
そんなふうに、自分と誰かも違う果物のように思えるといい。


考え方② 良し悪しはそもそも存在しない

何かと比べて良いか悪いかの基準を作るのは人間であり、どんなものに対しても評価はただの解釈でしかない。
自分が人と比べて劣っていると感じる生活だとしても、その生活に憧れる誰かがいるかもしれない。
良し悪しは存在しないと考えると、どちらの方がいいとか人と自分を切り分けるとかそういったことを考える必要がなくなる。



理想の自分との比較

自分がよりよくなりたいという欲求を持つということは、現状の自分を否定していることになるのではないか。
そもそも理想の自分は他者との比較から生まれることも多い。
理想の自分と現在の自分を比較して落ち込んでしまうことはどうしたら避けられるだろうか。

自分にとって満足いかない状態をなんとかしようとすると、現在の自分との差分に落ち込んだり、努力することによって心をすり減らしたりしてしまう。その結果自己肯定感が下がっていく。
これを解決するには、一度現状に降参をする必要がある
まずは現状を受け入れる。そしてどうしていこうか考える。

とりあえず興味があるからやってみる。やってみた結果何か変化が起こるというプロセスに変えると、気持ちが少し楽になるかもしれない。



世界を本当に大切なものとそうでないものの2つに分ける

自分の生活をプリミティブな生活とそうでないものに切り分ける。
そうすることで、プリミティブでない生活に大きく注意を払う必要がなくなるからだ。

プリミティブに入るものの例
◯朝目覚めること
◯食事を作ること・食べること
◯入浴
◯家族や恋人

そのほかに入るものの例
◯仕事の内容
◯知り合いに言われたこと

プリミティブに入るものはそれによって生活の質を直接左右されてしまう(体調を崩すなど)。しかし、ゲームのスコアが低かったからといって風邪をひくわけではないように、ここに入らないものには生活の質を左右されない。

自分のプリミティブな生活は小さくして、そこから外れたもののことは気にしない。例えば、友達からどう思われたかはプリミティブな生活の外に入るので、そこから離れた後は深く考える必要がない。
ただ自分の原始的な生活についてだけ考えることで、悩んだり迷ったりすることは格段に少なくなる。




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