仙石東北ライン特別快速と東北本線仙台~塩釜間に物申す!

宮城県仙台市が故郷の私は東日本大震災からの復旧、さらには新しい運行系統の誕生となった仙石線、仙石東北ラインには色々な意味で大きな期待があった。が、いざ復旧・開業して帰省の度に乗ってみると一鉄道ファンというよりは利用者の立場から見てみると、実態に不満は蓄積されるばかりだった。期待が大きかっただけに、である。すべて事実に基づいて意見を書きたいと思います。

1、フリー百科事典のWikipediaには東北本線仙台近郊には待避設備が無いと書かれているが、実際の仙石東北ラインの運転区間には。陸前山王駅にある。上下線共に待避が可能で、折り返しも可能な設備です。また、隣の岩切駅も折り返し可能です。これらを考慮すると物理的に増発や待避も可能なので増発ができないということはないはずです。何より、岩切駅・陸前山王駅発着ができれば仙台駅隣の東仙台駅などで極端な待ち時間は減ります。問題があるとすれば車両の不足が挙げられます。

2.仙石東北ラインの特別快速が開業後の設備改良で仙台~石巻間を50分を切るも、全盛期の仙石線特別快速は今よりずっと古い車両でノンストップとは言え44分で結んでいた。実際何度か乗ったが乗車率も高く、夕方便は石巻までノンストップなのに多くの立ち客が出ていた。現在は仙石東北ラインと姿を変え、せっかく高速運転ができる東北本線を経由するのだから、もう少し何とかならないものだろうか。東北本線は優等列車で最高時速120km。もちろん、最高速度を出せる区間は限られるし、専用車両HB-E210系の性能の問題もあるだろう。ただ、専用車両については次の項でも触れてみたい。

3.仙石東北ラインは基本ハイブリッド車両という建前が存在するという話を関係者から聞いた。となれば一番は車両が新造できればいいのだが、実際は少ない車両数で回しているのが現状である。車両にこだわらなければ例えば一部余剰が出ているキハ100系統を一部でも良いから充てられないものか。本数的にはまだまだ利便性が良いとは言えず、ここは建前より利用者のことを考えてほしいところ。

ここに書いたことは別に炎上目的等ではないですが、率直に意見等を書いてみました。これが実現出来ないのはおそらくシビアな採算性の問題なのでしょうけど、既存設備を活用するだけでも、もっとやりようがあると思うんですがね…

#仙石東北ライン
#東北本線
#仙台近郊区間
#仙石線
#陸前山王駅
#岩切駅
#特別快速
#東日本旅客鉄道株式会社仙台支社

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?