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Diablo4におけるミニオンネクロについて<投稿37日>

 Diablo4においてミニオンネクロマンサーが弱いと言われているが、私は愛用している。レベル70、ユニーク2点、ウォリアー・メイジ・ゴーレム全部ありでNMダンジョンはTier23くらいまでやってみた感想。主人公でありながらスケルトンを大量に引き連れて敵を数で圧倒するプレイはロマンがあるし、ネクロマンサーを名乗っておきながら死体を操らずに戦うのってどうなのよ、と思ってこのビルドを使っている。
 なお他のクラスをサブとして遊んでいないので、比較はできていない。

結論

 正直、かなり厳しいシーンは多いと思う。愛と運がないと…って感じ。私はミニオンビルドに関して有効なユニークを2点持っているためなんとかなっているが、なかったら正直ビルドを組み替えていると思う。ではどこが厳しいのかを記述したい。

厳しい点

スキル枠がカツカツ

 Diablo4はスキルを6個まで割り当てて戦うが、スケルトンの召喚とゴーレムの召喚で2枠は確定。呪いとコアスキルを外すのはかなりきついのでこれで2枠。残りの2枠を基本スキル、死体/妖気スキル、奥義スキルから選択することになる。私はコープスエクスプロージョン(畏怖)死者の軍勢(上級)にしている。呪いは衰弱(悪意)とコアスキルはボーンスピア(超自然)基本スキルや便利な死食草などを入れる隙間はない。基本スキルがないということは精髄を自力で回復する手段がないため、強力なスキルであるボーンスピアを連打するためには精髄の回復を他に頼る必要がある。幸い死体を使用すると精髄を回復するパッシブスキルでなんとかできるが…。

スキルポイントがカツカツ

 スキルポイントには限りがあり、ビルドによって取捨選択を迫られる。が、ここにもミニオンネクロの辛い所がある。ミニオン3種(ウォリアー、メイジ、ゴーレム)を強化するパッシブスキルがそれぞれ別なのだ。しかもそれぞれのマスタリーに3ポイント振ると攻撃力とライフが45%、60%、75%上昇するので無視するのはあまりよくないと気がする…のでこれで9ポイント使う。さらにミニオンが一度に受けるダメージがライフ最大値のx%以下になる死の護りも重要で、これに3ポイント振るとミニオンの被ダメが一発当たりライフ最大値の30%に抑えられるので、どんなにヤバイ一撃でも最低3発は耐えてくれる。ので3ポイント。攻撃系のスキルも当然上げたいのだがこれだけで12ポイントもの貴重なスキルポイントを消費する。せめてマスタリーを1か所にしろ。してください。死人使いも単純にミニオンの攻撃力が30%上昇するから欲しい。自身の主力スキルはボーンスピアとボーンエクスプロージョンなのでこれも当然とるので、他のパッシブ系はなかなか取れない…と思う。

化身がカツカツ?

 スケルトンウォリアー、およびメイジはレジェンダリーにより数を増やすことができる。当然別ものなので2枠使う。そして私が保持しているユニーク「下からの咆哮」「メンデルンの指輪」はもう手放せないのでこれで2枠。スケルトンメイジが吹雪を起こすスキルもほぼ必須なので1枠。ミニオン関連で4枠はなかなか厳しいがこれに関しては他のビルドでも似たようなものかもしれない。

パラゴンポイントがカツカツ

 パッシブ、化身とくれば当然パラゴンによる強化もミニオンごとにバラバラである。しかもご丁寧にソケットグリフも違うため、全部使おうとすると全部レベル上げが必要。パラゴンにはクリティカルダメージ上昇や健全、負傷状態の敵へのダメージ上昇、脆弱状態の敵へのダメージ上昇など強力なものも多いためミニオンたちへ割ける枠が…。まだ70レベルで、名声によるパラゴンポイント取得も残しているため、もしかしたらこれから多少余裕がでるかもしれない。

後ろの壁をカツカツ

 ミニオンの挙動である。どういうAIをしているのかわからないが、敵が召喚した壁を一生懸命攻撃する。それが敵との間の距離を詰めるために必要な行動なら理解できるが、なぜか後ろの方に出た戦闘に影響がない壁を掘りに行く。キミ生前炭鉱夫だった?あと抑圧者という近づかなければ攻撃を防がれるエリートに対して、メイジはほぼ完封される。メイジのリーチ>抑圧者の攻撃有効射程であり、敵に近づいて攻撃することはないので、無力。メイジだけど賢くない。所詮は骨か…。

戦闘リソースがカツカツ

 これは私の現在のビルドによる問題かもしれないが、戦闘における攻撃リソースがカツカツである。これは自身のメイン攻撃手段が精髄を使用するボーンスピアと、敵の死体を利用するコープスエクスプロージョンの2つのためだ。特に後者は積極的に死体を用意できないと撃てない。ただし死体はスケルトンの数が減った時に再生させるために残しておきたい部分もあり、その辺が難しい。死者の軍勢を上級まで上げればスケルトンの蘇生も賄えるのでそれでカバーしているケースもある。

ブッチャーがきつすぎる

 ブッチャーというか、本人を執拗に狙われると詰む。ゴーレムでヘイトをとれる敵ならなんとかなるがブッチャーはそのあたり完全に無視して突撃してくるのでほぼ無理。もしかして肉が付いてる奴しか興味ない?

とまぁ思いつくだけでもこんな感じだが、もしかしたら私の工夫やビルドに問題があるかもしれない。これだけだとちょっと悲しいので楽しい点もあげたい。

ここは楽しい

数の暴力

 これがやりたくてネクロマンサーやってるんだよ。というところなので当然。スケルトンウォリアーを3体、スケルトンメイジを2体、化身で増やしているのでウォリアー7、メイジ5、ゴーレム、自分の13人パーティである。ウォリアーはリーパーにして積極的に死体を増加、メイジは氷にして積極的に敵を凍結することで敵の動きを封じつつコープスエクスプロージョンをボーンスピアで脆弱化した敵に叩き込む。ゴーレムを骨にして最初に部屋に突っ込ませてヘイトを集めるとなおヨシ。部屋に一歩も入らず敵を殲滅できることも多い。

「下からの咆哮」で世界が変わった

 ユニーク装備の「下からの咆哮」があまりにも強い。

コープスエクスプロージョンの弱点を完全に補う

 コープスエクスプロージョンは強力だが、死体を爆破するという都合上、敵が死体の近くにいる必要がある。が、これを装備すると死体がダッシュで近くの敵に突撃して爆発する何故かついでに威力も猛烈に上がる。自分の足元や後ろにある死体を有効活用することが難しかったが、これがあると世界が変わる。近くの死体をクイッ、クイッとやると敵に向かって駆け出してくれる。しかもかなり正確に走るので命中率は高い。ボスなどは周りに雑魚を呼び出すことが多く、外周に死体が溢れるケースがあったがこれによりそれらを武器として使える。もう外せないとおもう。ある種呪われた装備。
 ちなみに敵が周りにいないとあらぬ方向に叫びながら突撃して爆発する。はかない。

荒廃した世界観でも寂しくない

 とにかく自分の周りに仲間(ただし骨)がいてくれるので寂しくない。一人でもパーティプレイしている気分になれる。ただ実際にパーティプレイすると味方に大量の敵を引き連れてきたと思われてビビられる。あとたまに敵が近くにいるのにゴーレムが微動だにしない姿を見て「こいつ立ったまま寝てる?」と思うことがある。かわいい。

おわりに

 というわけでミニオンネクロを使っているものの所感でした。巷ではボーンスピア特化した方が強いというわれ、ネクロマンサーとしての尊厳がない感じですが、普通にプレイする分にはまだ完全に詰んでるレベルとは全然思ってないです。衰弱で敵を遅くし、ボーンスピアで脆弱を与えつつ、コープスエクスプロージョンで攻撃と精髄回復の流れで大抵の敵は何とかなってる感じですね。ボス戦だと死体がないからキツイかと思いきや、ウォリアーをリーパータイプにして攻撃時に確率で死体がでるようにしてあげれば、死者の軍勢時にミニオンの攻撃速度が上昇する化身と併用することで思ったよりも確保はできる感じでした。
 まだまだ発売直後だし、ユニークも揃っていない時期だし、ぶっちゃけ他のクラスなら切り抜けられたのかなぁと思うこともありますが、楽しんでおります。ヘルタイドのメテオでミニオン全滅するのはマジで許さねぇけど。

 ではまた。

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