小池都政 虚像と実像~第1部 都職員アンケート(1)【都政新報2020年1月7日号】

総合評価/小池都政1期目の検証庁内評価は好転せず/政局優先に士気低迷

 小池都政の1期目について、都職員アンケートで評価してもらったところ、100点満点で平均46・4点となり、就任1年目の採点と同水準だったことが明らかになった。「落第点」「合格点は与えられない」が計64・6%を占め、厳しい結果に。回答を分析すると、政局を重視したパフォーマンスや、意に沿わない幹部職員を更迭する「粛清人事」が評価を下げる要因となっており、1年目の評価から厳しい見方が続いていることが浮き彫りとなった。

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